つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

594円 (税込)

2pt

異人館が立ち並ぶ神戸北野坂の小さなカフェ「徒然珈琲」にはいつも、背を向け合って座る二人の男がいる。一方は元編集者の探偵で、一方は小説家だ。物語を創るように議論して事件を推理するシリーズ第1弾!

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つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年05月09日

    北野坂、学生時代、友人とよく遊びに行ったことがあるために、本屋で気になり購入。推理というよりもストーリーテラーがストーリーを紡いでゆくこのスタイル。くせになる。面白かった。

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    Posted by ブクログ 2015年05月22日

    小さな謎の集まりが大きな謎を形成し、根本の謎に繋がっていく。いろんな輪が何十にも重なっている感じ。短編の形式をとっているけれど、いわゆる連作短編とは違う印象を受ける。物語を創作するように推理するという手法が新鮮で、話の仕立て方や持って生き方にも引きつけられた。状況説明もすっきりしているのに、その文章...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月24日

    河野裕のつれづれ、北野坂探偵舎を読みました。

    小説家の雨坂とその元担当編集者で今はカフェ経営をしている佐々波が登場するミステリーでした。
    佐々波は幽霊が見えるという能力があり、この世に未練を残している幽霊が物語に登場します。

    通常、ミステリーは実際に起きたことを探偵がいろいろな証拠から推理してい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月18日

    読書録「つれづれ北野坂探偵舎心理描写が足
    りてない」4

    著者 河野裕
    出版 角川文庫

    p298より引用
    “「物語が作り物でも、それを読む人間は現
    実にいるんだ。問題は君が、何を感じて、何
    を信じるかだよ。読者の感情に僅かでも影響
    を与えられるなら、フィクションにはリアル
    で具体的な意味がある」”...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月12日

    サクラダリセット作者の新作
    一話目ひよったかと眉しかめるが
    二話目から面白くなる
    ただずいぶんキャラクタ配置やミステリとしての流れがぎこちない感じ
    サクラダリセットがとても変化球でありながら絶妙の調律だったのに対して
    題材がふつうすぎて(幽霊が出るミステリとか当たり前すぎて)もてあますのか
    あと連載...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月09日

    結末の違いは、作者がどこで語るのを止めるか。

    なるほどなるほど。
    面白い切り口で進むストーリーなんだけど、何はともあれ近頃すべてはシリーズものなのよね。
    続きはそれなりに気になるので読んでみるとして、ストーリーを終わらせる能力は近頃の作家さんには必要とされてないのかしら。

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    Posted by ブクログ 2014年10月27日

    作家が探偵役になりストーリー構築を通して謎を解く設定や、一冊を通して物語が完結する連作短編集という形式など、作者の意欲が感じられてよいです。
    難を言えば表現にキレが不足していて読みにくく、そのせいで凝った伏線か空回り気味かな。
    今後の進化を期待します。

    0

    Posted by ブクログ 2014年09月29日

    コンビの掛け合いにクスッとしてしまいます。
    一つの事件を一つの物語として扱い、お話しを作るように謎を解いていくのが面白いです。




    「お前の推理は、全ボツだ」一駅前からゆるやかに続く神戸北野坂。その途中に佇むカフェ『徒然珈琲』には、ちょっと気になる二人の“探偵さん”がいる。元編集者でお菓子作りが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年07月04日

    『心霊探偵八雲』のキャラを変えた感じ、の元編集者と小説家のミステリ。うーん、設定はいいんだけど心霊探偵ものにすると八雲と(ry

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    Posted by ブクログ 2014年05月06日

    徒然珈琲にいる作家雨坂と元編集者佐々波。
    二人の元に幽霊が探している本の捜索依頼が舞い込む。

    様々な伏線、紆余曲折を経て、よく纏めたと思う。
    個人的には幽霊が出てこない設定の方が良かったと思うが、
    それでも十分に楽しめる連作短編ミステリーだった。

    残された謎が明らかになることを期待して、次作も読...続きを読む

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