電通と原発報道――巨大広告主と大手広告代理店によるメディア支配のしくみ

電通と原発報道――巨大広告主と大手広告代理店によるメディア支配のしくみ

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完全独占企業が莫大な宣伝広告費を使う理由とは!? 博報堂の元社員が、広告代理店の仕事の実態を、内部の視点から生々しく描き、広告費ランキング、原発事故関連書籍発行数ランキング、メディアの収入における広告費の割合など、さまざまな資料から、日本の報道を「支配」する構造、すなわち「巨大広告主―大手広告代理店―メディア」の強固なトライアングルを浮き彫りにする。

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電通と原発報道――巨大広告主と大手広告代理店によるメディア支配のしくみ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年03月26日

    面白くて、あっという間に読みました。原発事故の隠蔽報道のウラに、広告代理店が一枚かんでいたことがよく分かる。

    また、なぜメディアが代理店を畏怖するのか、代理店がメディアにどう圧力をかけるのか、がとても詳しく書かれている。内容が原発事故だけでなく、広く広告代理店の業務の現場について、詳細に描写されて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月15日

    表には出てこない、
    業界の裏事情が描かれていて、
    興味深かった。
    こういう情報は、
    マスコミには書けないだろうけど、
    そしたら真実を伝えるメディアって、
    ないんだろうか。

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    Posted by ブクログ 2013年11月12日

    電通と原発報道 という題名だが、内容的には、日本の広告代理店とは(原発報道からみるカラクリ)とかの方がよいと思った。

    内容は、元博報堂社員だった筆者が、現場レベルでの電通と博報堂の違い、広告代理店の仕事とは、そのうえで原発報道への過剰な対処が行われていたことを(予想を含めて)書いてある。

    電通と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月13日

    新聞、テレビ等メディアの一面がよくわかった。また、広告代理店がなにをしているのかもよく分かった本。企業の社会貢献・還元という言葉が空しく聞こえる。まあ、どこの国でもこんなものか。

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    Posted by ブクログ 2013年03月27日

    めちゃめちゃ面白くて、一気に読んだ。
    博報堂から見た、巨大な電通像を、現場から、冷静に映し出している。
    謀略史観みたいなのじゃなくて、現実的な職場からの視線が良い。
    電通と博報堂、凄まじいデッドヒートを繰り広げている。
    その中で精神を病む人や、血管系の疾患で倒れたり亡くなる人もいるという現実。
    以前...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月28日

    著者は元博報堂社員で詐欺罪にて実刑判決を受けた人物。
    本書はこの著者による「デンパク」とも称される、電通と博報堂の広告代理店業界2強の解説本です。

    "#尚、著者の詐欺罪による実刑判決と言う経歴から、不平不満を抱えた人物によって書かれた公平さにかけた書籍かとお思いになられる方も居られるかも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月12日

    巨大広告主たる電気事業連合会と電力各社が、電通、博報堂の大手広告代理店を通じて、どのようにメディアを支配し、マスメディアで自分たちに都合がよい情報だけを流し、不都合な情報を流さないようにコントロールしているかという仕組みを解説した書籍。
    広告関係の仕事をしたことがない方にとってもふーんと読めると思い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月16日

    最初だけタイトル通りの内容。あとはずっと代理店の業務説明。とはいえ、状況はリアルによくわかるし代理店の業務を説明すればするほど、この「広告代理店」がいかに電事連やTEPCOを陰に陽にメディアにねじ込んできたかがよくわかる。これだけのパワーが注ぎ込まれていたのだと改めて実感。

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    Posted by ブクログ 2012年12月08日

    タイトルで電通悪みたいに見えてしまうけど、本当に叩かれるべきは電力会社のメディアへのプレッシャーだろう、と思う。

    この本は電通、というかテレビの広告枠を買う広告会社はどのような仕事なのか、という紹介本として読むと面白い。

    逆にメディア側の立場になったとき、メディアが広告費をもらうことで起こりうる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月07日

    勇ましいタイトルですが、「原発」の割合より「電通」の割合が圧倒的に多い。表紙にそれが現れてますね。謝罪会見やイメージ回復キャンペーンなんかも広告会社の「お仕事」になるそうで、こと原発報道関係については読んでいて腹立たしくなることが多々あります。そういえば、原発意見公聴会の取り仕切りも博報堂だったし、...続きを読む

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