無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
なぜ四季のセリフは聞きやすいのか――。創立60周年を迎えた日本を代表する劇団「劇団四季」は、他の新劇と比べてセリフの聞き取りやすさに定評があります。その秘密は「母音法」「呼吸法」「フレージング法」という独自のメソッド。言葉に対する探求の積み重ねが生んだ賜物といえるでしょう。それを会得することは、一般の人々にとっても、対人関係やビジネスの現場において第一印象がよくなり、思っていることを正確に伝えられるといったメリットがあります。そしてある種の健康法としても。創設者・浅利慶太氏が、そのメソッドを余すところなく初公開します!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ずいぶん昔に劇団四季の演劇を初めて見た時、言葉がとても聞き取りやすいことに感動した。
最近同じような衝撃に近い感動を感じたのは、「昼メシ旅」という番組で、戦場カメラマンでおなじみの渡部陽一さんのナレーターを聞いたときだった。また渡部さんが突撃取材をされているときも、バラエティーで独特な話し方をしている時とはまた違う話し方で、突出して言葉が聞き取りやすいことに気づいたときも強い衝撃を受けた。
話し方。口の作り方、発声の仕方、音の区切り方など、確かにきちんとした教育を受けた記憶がなくて、知りたいなと思っていた時にこの本と出会った。
美しい日本語を話せないことで、伝えたつもりで伝わってなかったり、聞き取れないことでつまらぬ誤解を持ってしまったり、損していることは自覚してきた以上に多いだろうなと感じる。
日本語を使う以上は上手に使える方がより、豊かに過ごせ、良いと思うので、子どもたちと美しい日本語の話し方を身につけたいと思った。
Posted by ブクログ
僕は演劇をごくわずかだけ齧ったこともあるのですが、滑舌がよくありません。これ読んだら滑舌良くなるかなあ、などと思いましたが、滑舌を良くするのではなく、一音一音を分離する、というやり方で、なんだかうまく話せるような気になった、気もします。本書は、何故「話し方」か、というパートと、実際の話し方、というより発声法、そして劇団四季の歴史と、いろいろ盛り込まれています。この様々な盛りをすべて平らげたい、という人が読者にどれだけ要るかわかりませんが、僕は実際の発声法は割とスルーして、「話し方」への考え方の本、として受け止めました。四季の歴史は、言葉に対する真摯な研究と、それに対する見当違いな批評との戦いだった、と。劇団四季についてあれこれやりだすならページは足りるまい。その時々の話し方について、多層的な精神状態を持てない人が増えている、という警句は気に入りました。
アップダウンがが混ざった、そういう意味では面白い本なのでした。
Posted by ブクログ
「話し方」というタイトルではありますが、
どちらかというと話し方の内容よりも
「話す」「声・ことばを出す」上での身体の使い方や
ことばへのアプローチの仕方などに重点が置かれた感じで、
テクニカルな要素が多いように感じました。
でも、身体の使い方から気をつけると
取っつきやすく効果が実感しやすそうですし、
気軽に手にとって、試してみるのにいいと思います。
本の半分はこのメソッドを生みだすもとになった
劇団四季の歴史について語られているので、
ハウツー本と捉えると物足りない感もあるでしょうが、
このメソッドが生まれた経緯、
そしてメソッドへの熱意や自信がしっかり伝わってきて、
とても「厚み」を感じる一冊でした。
Posted by ブクログ
林修の初耳学で、堺雅人が「どうして滑舌がそんなにハッキリしゃべれるんですか?早セリフでも」と尋ねられた際、劇団四季の母音法を取り入れて稽古しているといい、この本を紹介しました。ほかにも腹式呼吸とフレージング法(句読点は読み書き用でしゃべり用ではないから、句読点でしゃべりをきると不自然になる)もあわせて稽古するように載っていましたが、圧倒的に母音法の衝撃がでかい、日々の訓練も非常に簡単ですし。ただ堺雅人には「滑舌がよくなるその本、阿部寛に薦めてないの?」と聞きたい(* ´艸`)
ほかにもロングラン公演用にあえて東宝と違ってスター不在システムにしてるとか、劇団員が稽古に没頭できるよう演劇だけで食えることが必要だから観客を置き去りにした新劇の連中をやたら敵視してることとか、劇団四季のファンなら溜飲下がる話も入っていたが、上記の母音法は動画でもブログでも簡単にとりいれられるので、自分の滑舌改善に関心ある人は試すとよいです、私ももう試し始めてます。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。