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世の中を知るには、経済学より、まずは統計学です。
●ディズニーランドの行列をなくす方法は?
●宝くじに当たる確率は実際どのくらい?
●テロ対策とドーピング検査の共通点とは?
ディズニーランド、交通渋滞、クレジットカード、感染症、大学入試、災害保険、ドーピング検査、テロ対策、飛行機事故、宝くじ――。
10のエピソードで探求する「統計的思考」の世界。そのウラ側にある数字を知れば、統計学者のように思考し、自分の世界を自分で支配できるようになる。
「簡単に読めて、得るものは大きい」
――ファリード・ザカリア(CNN情報番組「GPS」司会者)
「素晴らしい本だ。統計の扱い方や、数式で頭を悩ませることなく数字で考える方法を知りたい人、それにロジカルシンキングを身につけられるような本を探している人にはぴったりだろう」
――ダニエル・フィンケルスタイン(英タイムズ紙編集主幹)
「この本を手にしたとき、これほど夢中になるとは思わなかった。専門知識のない私たちのための、統計分析に関する読みやすく発見に満ちた探求だ」
――ピーター・クラーク(元ケンブリッジ大学歴史学教授)
計算された結果が正しいとしても、人間には「心」があるため、受け入れられないこともある。その辺の苦労が垣間見えて楽しく読めた。
現実社会(日本ではないけれど)で、どう統計が活躍しているか興味ある人にオススメ。
Posted by ブクログ 2021年08月08日
先に読んだ「ナンバーセンス ビッグデータの嘘を見抜く『統計リテラシー』の身につけ方」の著者、カイザー・ファングの著書である。数字でできている世の中で、数字に振り回されないために心強い武器となるのが、統計的思考である。著書によれば、そのカギは、「平均より『ばらつき』にこだわること」「統計モデルの間違い...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月05日
統計学が世の中にどのように使用されているかが具体例を持って説明されている。
食中毒の感染源調査、ドーピング判定、震災時の保険など、の例が紹介されている。統計というと小難しい数字が出てくるイメージがつきものであるが、本書は数式はほとんど出てこず、統計学の利用を定性的に理解ができる。
ただし、統計学を理...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年06月18日
すごい面白かった!
統計学は大学で学んでいましたが、実際にそれをどう使うか、特に世間の人が勘違いしている事象をどう説明するか、ってことを事例を用いて説明するスタイルがめっちゃわかりやすいです。
大学1年生が読むべきですね!
経済学のカテゴリにいれるのはどうかと思いましたが、数学でもないしまぁ、いい...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月16日
統計的思考を用いて実務をどう改善していくか?の事例を集めた本。
米国の学力テスト設計、渋滞解消、ディズニーのアトラクションに並ぶ時間、ドーピング、うそ発見器、などなどテーマは色々で楽しく読めた。
内容はそれほどヤバい内容は記載されていない 苦笑
このタイトル、ヤバい経済学のパクリだろうけど、本書の原...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月24日
本書は統計学の日常生活への応用のされ方を簡潔に書いた本である。統計学を学んでいると、実際数式を覚えたり概念を覚えたりするが、統計学の教科書はそれらの概念が実際日常生活でどのように使われているかをあまり教えてくれない。しかしながら、本書では統計学の基本的な概念が実際どのように日常生活で役立つか、あるい...続きを読む
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