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Posted by ブクログ 2023年02月24日
初大槻ケンヂ。バンドは聞いたことないなと思ったらさよなら絶望先生のOPのひとだった。そして小説も勢いがあって軽く爽やかでとても良かった。テンポ良く進み、アニメのように、メンバー彼らの若さとロックへの熱情溢れる会話、舞台袖、観客との掛け合い、表情、バンドの活気、怒り、動揺、一コマ一コマが目に浮かぶ。ロ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月31日
大槻ケンヂの本は例外なく傑作だ。
・・・が、しかし、この本は「傑作」ではなく「大傑作」だと思います!!
大槻ケンヂってミュージシャンなのに、視覚的にも非常にすぐれていると思う。読んでいて情景が目に浮かぶようです。
いろいろな読み方ができると思うけど、自分は「許しと再生」というのを読み取りま...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月21日
高校生の頃に単行本を読んで、今回文庫になったものを読みました。
大槻ケンヂさんの本で、いちばん好きな作品です。
高校生の頃は、バンギャの知識があんまりなかった頃なので「ふむふむ」程度でしたが、バンギャ知識がだいぶ身についた現在読んでみると、「あ~、あるある」とか「あ、ここね」となんとなくわかってし...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月23日
オーケン作品で1,2を争う面白さ。
バンド物は、
どこかあやふやで上っ面な作品が多いように思うが、
自身がバンドマンである彼の作品は、
その描写がリアル。
一気に読んでしまいたくなるほど、
読みやすい文章と、
引き込まれるストーリー。
世代によってどの人物に、
感情移入するかが分かれるだろう。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月30日
裏表紙のあらすじと同様、本文も、「18歳で夏でバカだった。」って始まるんだけど、なんかもう、それだけでおもしろげです。
「18歳」「夏」「バカ」って、どの言葉も、可能性?みたいな言葉な気がする。どの言葉も、これから何かが起こりそうな感じするもん。これからどんどん、おもしろいことが起きそうな予感。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月01日
笑って泣ける一冊。
青春なんて青臭さが漂っているけど、
全然嫌いじゃない。
そこには独特のやるせなさと、
切なさと、
温かさがあるから。
二度と取り戻せない時間。
それがここにはあるんじゃないでしょうか。
甘いばかりじゃなくて、
苦いばかりじゃなくて、
酸っぱい時だってある。
恒一の将来を懸念する台...続きを読む
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