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Posted by ブクログ
筆者が仕事にしている「翻訳」の画期的なハウツーを述べた本。
最近のパソコン技術をふんだんに用いた方法が提示されており、
それだけでもかなり参考になる点が大きいが、
用語や文章表現などを専門辞典で当たる等、
パソコン普及前からあった情報検索方法も活用している点も見逃せない。
そして何より、
筆者がこうした方法を編み出すまでの考え方自体もまた画期的であり、
この部分の考え方は他のビジネス分野でも役立てることだろう。
気になるのは、この本の執筆段階で
著者が韓国語・中国語などの東洋言語で
成果を挙げられていない点だが、
これが(本文にあるように)単なる筆者のモチベーションの問題なのか、
それとも言語構造の問題なのかは、今後の考察の課題になるであろう。
なお、文章中では
「語学力」よりも「問題解決能力」と「日本語力」を重視しているが、
実際のところ、
著者は英語とフランス語に関して「語学力ゼロ」ではないし、
「問題解決能力」として述べられていることの多くは
「情報検索能力」のほうが近いなど、
いくつかの表現に違和感を覚える部分もある。
しかし、そうした理解の割り切り方をしてしまえば、
本書で述べられていることは翻訳だけでなく、
問題解決そのものを考えるのに大きく役立てられるだろう。
基本的には翻訳(しかも非文学的文章限定)に特化した内容だが、
翻訳や語学に興味ある人だけが読むにはもったいない一冊である。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
先入観と「できるわけがない」を捨てろ。
専門知識、実務経験がなくてもプロになれる。
短大卒、英検3級の「ずぶの素人」が特許翻訳者になり2年後に月収100万円超を実現。
[ 目次 ]
第1章 語学力と論理的思考力(「翻訳のスピード」って何?;「品質」を上げるには? ほか)
第2章 知識とは選択肢のこと(技術の知識は二の次;何が書いてあっても恐れるな ほか)
第3章 生き残りのカギは発想の転換にあり(意外なところに大きなロスを発見;「辞書を引かない」「入力しない」 ほか)
第4章 「重ね刷り」方式の翻訳(途中経過と成果物;分納できない理由 ほか)
第5章 まだまだできる、役割分担(見直しと校正作業の自動化;一段落ずつ照合して人間が見直し ほか)
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ
メモとして。
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・こういう「語学の仕事夢です!」というんじゃない人が乱入して翻訳業界で成功した話はどんどん出てきたらいいと思う。
・良くも悪くも、産業翻訳という仕事はライフハックで向上可能な一般事務的仕事であるということを再確認。そのあたりが翻訳に夢を抱く人には見えないのかもしれない。また、ソフトスキルを駆使する仕事(営業とかか?)、あるいは研究職の人にあまり高く評価されにくい理由であるんではないかと。
・ワイルドカードの具体例は便利に使えそう。
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・具体的な仕事の進め方は書いてないんだな、残念。うまいこと自分のビジネスを宣伝してる。
・特許事務所での事務経験があるので素人からはじめたってわけではないと思う。
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