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最愛の男よりもまず自分自身を愛することができなければ幸福な結婚にはならない。それは人生のパラドックスなのだ――。出逢いから恋愛にいたる相手とのかけひき、結婚生活のコツ、贅沢な不倫、年下の恋人、ひとりぼっちの夏の過ごし方……。幸福な恋愛と結婚、そして何より「自分」を慈しむために、あなたに憶えていてほしい言葉がある。結婚を間近にひかえた愛娘に寄せ、すべての女性に向けて想いを綴った恋愛エッセイ、珠玉のスタンダード。
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Posted by ブクログ
これ読むとね、んもう、自分の恋愛がベイビーのようでねええ。 こんな風に恋愛できる女になるべく精進いたします。 わーいわーい。
恋愛について。ありとあらゆる教訓が書かれています。いや、これは本当に勉強になりますよ。女性が作者ですが、この本は、男性にこそ詠んでもらいたい(そして、反省してもらいたい)ですね。女性と男性の感性はぜんぜん違います。だからこそ起きてしまうトラブルを解決する方法が載っているといって過言ではないと思います...続きを読む。 (karasuさん)
恋愛にまつわるエッセイ。森瑤子の本は初めて読みます。 なんだかとてもオシャレというか、洗練されていて洒脱な内容でしたね。芯のある女性で憧れます。 三姉妹の母親でありながらも、女としての生き方を忘れず、結婚して妻でありながらも、小説家としての野心も失わない。 欲ばりにもがむしゃらな感じにもさせずに、そ...続きを読むうした「なりたい自分」であるためにしなやかに生きている姿はどうしたって憧れてしまう。 「風と共に去りぬ」のスカーレットのような。読んだことないんですけど、森瑤子さんが自身をそうたとえているので俄然読みたくなってきました。 結婚での教訓もいくつか。 結婚生活で、できるだけ長くドキドキしていたかったら、楽しみを我慢すること。何ごとも腹八分目。少しだけいつも物足りなくて、何かやり残しているような感じ。そうやって次回への期待を嫌でも高めること。 次回が無くただ毎日延々とつづく結婚生活で、あえてそうした「楽しまない努力」をするのはこれはもう確実に効果的でしょう。
-私たちは、本当に幸福になるための努力よりも、どちらかというと、人に幸福のイメージを与えることに、四苦八苦している- 森瑤子さんは自分のスタイルのある女性だったように思います。スタイルを持つということは、こだわり、それを支える哲学があるということ。ずいぶん古い本だけれども、色褪せてない。結婚式にか...続きを読むけるお金の使い方、女を知りつくした夫を選ぶことの意義、などなど、一回は読んでおくといい。
なんとなく、長女の恋愛や結婚が心配で…手に取った本。 イギリス人の夫を持つ森瑤子さん。長女が、ベルギーで結婚。その頃に書かれた物かな。 わかるような…わからないような…。 私にとっては、楽しい読み物ですが、長女に読ませたいとは思わなかったかな。
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