夜の戦士(上) 川中島の巻

夜の戦士(上) 川中島の巻

682円 (税込)

3pt

4.1

甲賀忍者、丸子笹之助は〈信玄暗殺〉の密命を帯びて甲斐に赴く。途中、常陸の鹿島に剣名の高い塚原卜伝を訪ね、その推挙を得て武田家に仕えることに成功する。だが、笹之助は信玄の侍女、久仁に熱い血潮をたぎらせ、密命と恋の板ばさみに陥る。上杉謙信との川中島大会戦前夜、笹之助に課せられた任務を知りつつ、それを許す信玄。その包容力と偉大さに感動した笹之助の背後に強力な甲賀忍者の群れが忍び寄った。

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夜の戦士 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 夜の戦士(上) 川中島の巻
    682円 (税込)
    甲賀忍者、丸子笹之助は〈信玄暗殺〉の密命を帯びて甲斐に赴く。途中、常陸の鹿島に剣名の高い塚原卜伝を訪ね、その推挙を得て武田家に仕えることに成功する。だが、笹之助は信玄の侍女、久仁に熱い血潮をたぎらせ、密命と恋の板ばさみに陥る。上杉謙信との川中島大会戦前夜、笹之助に課せられた任務を知りつつ、それを許す信玄。その包容力と偉大さに感動した笹之助の背後に強力な甲賀忍者の群れが忍び寄った。
  • 夜の戦士(下) 風雲の巻
    682円 (税込)
    暗殺に失敗して武田信玄の器量と人格に心服した丸子笹之助は、忍者の掟に背き、信玄のために身命を賭して働くことを心に誓った。今川義元を桶狭間に討ち取り、京都の将軍・足利義昭の後見となった織田信長と信玄の、忍びの者を使った虚々実々の駆け引き。元亀三年十月、ついに信玄は起った。襲いかかる甲賀随一の遣い手、孫兵衛と笹之助の意外な運命の絆を描いて圧倒的な感動巨編。

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夜の戦士(上) 川中島の巻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    池波氏の忍者シリーズを本書から読み始めたのですが、中身の濃さに驚いた。
    戦国大名の攻防を武田家を中心に描くところまでは特別珍しくはないけれど、それを忍びの視点を用いることで表面的な事実として記録に残っている事象にユニークな解釈を違和感なく展開している。この流れからして信玄の病死の原因を甲賀忍びによる

    0
    2025年05月31日

    Posted by ブクログ

    いわゆる抜け忍が主人公
    それを重用するというのは信玄だからこそ成せるわざか
    武田信玄という男を語る一冊だろう

    0
    2013年08月30日

    Posted by ブクログ

    忍びの視点からの戦国絵巻。裏切り者忍びがほれた武田信玄。実際はどうなのかわからないですが、大きな人物だったんだろうなー。跡継ぎ武田勝頼。自分のイメージだと、ひ弱な感じだったけど、ただの粗暴なやつとして描かれていた。そうなのかな?色々な解釈がなり立つからね。

    0
    2012年04月26日

    Posted by ブクログ

    忍者モノですね
    一時期この池波さんの忍者モノにハマりましたねー
    内容を忘れてるから また読み直したいと思います

    0
    2012年04月19日

    Posted by ブクログ

    甲賀の頭領、山中俊房の命を受けて、信玄暗殺を行おうとした忍びが信玄の器量と人格に心服して、信玄のために身命をかけて働く話。

    物語の中心的核心をなしているのは信玄の軍事戦略だけど、主人公・丸子笹之助などの忍びの活躍ぶりもたっぷりと描かれていて忍びものとして楽しめる。また、彼が武田に潜入する方策として

    0
    2012年04月12日

    Posted by ブクログ

    池波正太郎の世界はどうしてこうも、揺るがないのだろう?

    時代物とはいえども古さを感じて読めないものなんて、いくらでもある。
    セリフ回しなのか?表現なのか?人物なのか?

    人間臭いといえばあまりに人間臭い主人公。
    時代物故にすでに読めている結末。
    それなのにそれらがまるで無理なく積み上げられて、

    0
    2012年03月31日

    Posted by ブクログ

    全2巻。
    池波先生忍者シリーズ。
    川中島の戦い〜信玄の死まで。

    シリーズの最初になるのかな。
    蝶の戦記の反対側。
    武田側のお話。

    後のシリーズの丹波大介を思わせる
    青年忍者が甲賀裏切って活躍って感じ。

    クライマックスがもう一声欲しかった。
    これはこれで良いけど。
    捨て子ギミックは個人的に少しや

    0
    2010年07月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    武田信玄、上杉謙信、織田信長などの戦国武将が群雄割拠する時代の忍者のお話。
    本編の主人公の甲賀忍者の丸子笹之助は、まだ若く、忍者としては情に脆く、女好きだった。
    捨て子の笹之助は、甲賀の岩根伝蔵に育てられ、甲賀忍者としての鍛錬を積んだ。
    甲賀の頭領、山中大和守俊房から、笹之助に塚原卜伝に弟子入りせよ

    0
    2024年09月28日

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