短歌のレシピ
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短歌のレシピ

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短歌の上達に早道や抜け道はないが、陥りやすい“落とし穴”を知っていれば、無駄な回り道はせずにすむ。そして“素材”(=伝えたい思い)の持ち味を生かすために、さまざまな“道具”を持ち、“調理法”を知っておくことが大切だ。「味覚に訴えてみよう」「理屈は引っこめよう」「季節の変わり目をとらえよう」――。現代を代表する歌人が投稿作品の添削を通して伝授する、日本語表現と人生を豊かにする三十二のレシピ!

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短歌のレシピ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月26日

    前回読んだ『考える短歌』と同様、短歌を詠む上での注意点を知ることができて勉強になりました。
    短歌の面白さが言語化されていて、より一層短歌というものを知ることができました。

    ・別々の歌の上の句、下の句を入れ替えてみる
    ・「あの」「この」「その」はわかりにくいので使わないようにする
    ・比喩を使うときは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月15日

    この本の紹介として「キケン!こんな落とし穴がありますよ」という落とし穴集、「便利!こんなレシピがありますよ」という一面と表現、読みやすく親しみが持てる内容。
    投稿作品添削例を示しているのが具体的でがらりと生まれ変わるのが癖になる。
    全く違う二首を入れ替えることで印象がかわり「小さな飛躍が、言葉に深み...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年02月13日

    短歌における、様々な表現テクニックを『割り切って』を紹介、説明した面白い本。
    作品添削の形式で書かれているので、解りやすいが、テクニック説明なので、内容が原作と離れているところもあるが、その辺りも割り切っている所が著者らしい。
    『写生』重視の歌人であったら、とても出来ない様な飛躍もあって、それも楽し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月20日

    短歌や俳句を鑑賞するのが好きなので、さらに面白くなるかと読んでみた。
    少し変えるだけでガラリと印象が変わるのがとても楽しかった。

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    Posted by ブクログ 2014年05月31日

    天才的過ぎる。なんども息を呑みました。
    俵さんが少し文字を動かしたり、削ったりするだけで、あざやかな色に輝きだすのがすごい!
    生涯忘れられない短歌になったものがいくつもありました。

    特に好きだったのは
    「まだすこし乾ききらないTシャツ抱きしめてちょっと泣いた」(p99)を
    「まだ乾ききらないTシャ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年02月26日

    毎年、歌会始が行われると短歌が気になって、気になって。同じ短歌といえど、俵さんの超感覚な短歌とはちょっと重きが違うような気もするが、読んでみて勉強になった。これ、ほんと。ただ、なるほどとその場では感じても、これが実際に役に立つまでには山ほどの努力が必要。感覚的なことはとても難しい。
    ちなみに、来年の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月14日

    投稿された歌を添削しつつ、具体的な推敲のテクニックを披露。
    レシピというよりは、あと一歩満足できない歌を良くするためのテクニカルアドバイスのような感じで面白かった。

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    Posted by ブクログ 2013年04月08日

    短歌の添削を通して、短歌、ひいては日本語の味わいを楽しめる本です。短歌作りの趣味のない私でも楽しく読めました。短歌を楽しむことで、自分のことばも豊かになるのかなぁ。

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    Posted by ブクログ 2014年04月30日

    第1講 味覚に訴えてみよう/擬音を生かそう
    第2講 時には荒療治を試してみよう/「あの」って、どの? と言われないようにしよう
    第3講 比喩の出し方に心をくだこう/だめ押しの一歩手前で止めよう
    第4講 枕詞を使ってみよう/同じ言葉、同種の言い回しは避けよう
    第5講 序詞を使ってみよう/メールを使って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年08月24日

     短歌を学ぶために読んだ本であるが、本書をよかったと選んで思っている。
     投稿された短歌を添削していきながら、短歌を制作していく上での技術を培っていくことが本書の内容となっているが、むしろ短歌を知らない人のために書かれていると云ってもいいくらい懇切丁寧に解説がなされている。
     これを読むことによって...続きを読む

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