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Posted by ブクログ
前回読んだ『考える短歌』と同様、短歌を詠む上での注意点を知ることができて勉強になりました。
短歌の面白さが言語化されていて、より一層短歌というものを知ることができました。
・別々の歌の上の句、下の句を入れ替えてみる
・「あの」「この」「その」はわかりにくいので使わないようにする
・比喩を使うときは効果的に使う
・言い過ぎないようにする
・同じ言葉、同種の言い回しは避ける
・リフレーンを使ってみる
・題材は1つに絞る
・A+Bの効果を狙う
・倒置法を活用する
・理屈っぽくならないようにする
・意味の重なりに注意する
・名詞の連続(ものづくし)
・「ような」をとって暗喩で
・意外な動詞を使う
・「は」と「が」のどちらが良いか推敲する
・字余りになっても助詞はつける
・語順を確認する
・「できごと+思い」の「思い」をサラッとしすぎない
・連作をつくるときは順番を意識する
Posted by ブクログ
この本の紹介として「キケン!こんな落とし穴がありますよ」という落とし穴集、「便利!こんなレシピがありますよ」という一面と表現、読みやすく親しみが持てる内容。
投稿作品添削例を示しているのが具体的でがらりと生まれ変わるのが癖になる。
全く違う二首を入れ替えることで印象がかわり「小さな飛躍が、言葉に深みを与えてくれる」例、動詞の重なりの解消や変更、序詞の利用、状況説明の省略、倒置法、羅列の効果、「は」を「が」に変えたほうがいい場合が多い、助詞を入れたほうが名詞の首が座る、「できごと+思い」という構造の工夫、連作の並べ方など、実例を通して学ぶことができる。今後の推敲の参考にしたい。
Posted by ブクログ
俵万智さんの短歌の指南書ですね。
季刊書「考える人」2004年夏号から2009年冬号連載の「考える短歌」のアンソロジーです。
添削をされてもいいと云う条件で投稿された短歌を、俵万智さんが十六の講目で、短歌の指南をされています。
「短歌を美味しく作るには?」というコンセプトでスッキリと美味しい短歌の作り方を三十二のレシピで、解りやすく端的に綴られています。
第一講 味覚に訴えてみよう
擬音を生かそう
第二講 時には荒療治を試してみよう
「あの」って、どう? と言われないようにしよう
第三講 比喩の出し方に心をくだこう
だめ押しの一歩手前で止めよう
第四講 枕詞をつかってみよう
同じ言葉、どうしゃの言い回しは避けよう
第五講 序詞をつかってみよう
メールを使って恋をしよう
第六講 リフレーンをつかってみよう
時には表現を薄めることも
第七講 A➕Bの効果を狙おう
倒置法を活用してみよう
第八講 理屈は引っ込めよう
意味の重なりに気をつけよう
第九講 読者を信頼しよう
ものづくしという手法
第十講 あと半歩のさじ加減をかんがえよう
時にはドラマチックに
第十一講 格言的なフレーズを生かすには
「ような」をとって暗喩で勝負してみよう
第十二講 動詞にひと工夫してみよう
「は」と「が」で変わること
第十三講 リズムをとるか助詞をとるか
動詞をさらに工夫してみよう
第十四講 主役は一人にしよう
語順をよく確認して仕上げよう
第十五講 「できごと➕思い」という構造
旅の歌を詠んでみよう
第十六講 季節の変わり目をとらえよう
歌の並び方を考えよう
俵万智さんによると、短歌をたくさん読んでたくさん詠み続けるのがシンプルだけれども、短歌を上手に作るコツだそうです。
ぼちぼちながら、少しずつ短歌を生活に取り込めるようになればと、読んだ一冊でした。価値は有りますね。
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