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Posted by ブクログ 2017年07月01日
今も、戦前と変わらない日本人の思考様式を再発見することができる。
・いきあたりばったりの思考
・量だけ増やして同じ方法をやめれない
・ネガティブな事実をニュートラルな言葉に置き換えて、真実か目をそらす気質
・思想的貴族の、真の貴族の不在。
・押し着せられた、思考や組織を採用して、うまくいかなないと...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月06日
名著、著者の体験と軍属の化学者の(きわめて客観的な)記録を下に、日本が第二次世界大戦で敗れた理由について、全11章に渡って述べている。戦争と言う極限状態において起きた悲惨な事実から、日本人の本性とそれ故に抱える問題を指摘する。さらに筆者は「日本は反省力なき」故に戦後30年経ても、それらが改善されてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月19日
いちいち、つくづく、七平さんの指摘のとおりだと思いました。
以前に太平洋戦争の本を読んだときには、あの戦争は、現在の自分とは無関係の、過去の、主に男の人たちのやったことと思っておりましたが、これを読んで、今の自分の中にあるものと痛感したことが多かったです。
七平さんはこの日本人の特徴は、明治以来続い...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月02日
medtoolz経由、ビジネス書として手に取ったが、戦争の描写がストレートで怖い。
よくある、演出された映画っぽい戦争の怖さではなく、ストレートに現場目線で書くとこうなるのか、という感じ。『虜人日記』も読んでみるかも。
ビジネス書として見た場合、敗因21ケ条は、社内でも政治でも福島でも日常的に見られ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月15日
大東亜戦争の生々しい戦闘ではなく、そこにいた人々の生き様が描写されており、生き方を、人とは何か?をあらためて考えさせられる。
現代の企業戦士も環境や状況かわれど同様と思えるところ多く、自分自身も自己認識をあらたにすべきと感じたし、非日常としりつつ日常を装っている面が少なからずあるように思ったし、そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月18日
日本研究者であり、陸軍少尉として南方戦線に立っていた著者が戦争の敗因について考察し、その考察からは日本人と言うものが見えてくる。
日本の敗因は、アメリカが圧倒的な物量を持っており、日本が少なかったからではない。
敗因は日本人のなかにこそある。そして、敗因を反省しないので、この日本人としての特性は...続きを読む
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