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9.11から3年、イラク戦争から1年半、地下鉄サリン事件から9年。ブッシュ&小泉の愚鈍な政治、大儀名分さえないイラク戦争と自衛隊派遣、ヒステリックな少年犯罪や北朝鮮報道、唖然とする政治家の暴言……。みんな、ちゃんとテレビ見てますか? けっこう世の中すごいことになってますよ。あらゆる現実に葛藤し、煩悶し続けるもっともナイーブなドキュメンタリー作家・森達也がこの国に問いかける「今」に危機感を持つすべての日本人をナットクさせる日常感覚評論集!
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Posted by ブクログ
最近おかしいんじゃないかな?と思うことが増えた気がしていた。 例えば、マスコミに対して。 ワルモノを作って(勿論ワルモノであることには同意するのだが)それを集中砲火する。 なぜワルモノになったのか、どうしてそうなったのか、の掘り下げが無い。まるで、イジメのように思ったことがあった。 この筆者の本は...続きを読む初めて読んだ。 頷くことしきり。 そして、自分の無知さに恥じることしかり。。。 他作品も読んでみようと思う。 そして、話題の「A」はビデオ屋で借りられるのだろうか?
一気に読めてしまいました。そして、自分の無知さ加減に気付くのでした。 憤る事は多々。 知らなかった事件にやっぱり日本のつらさを感じて、今までオウムが日本における一つの区切りだった、という言葉にあまり実感はなかったけど、これを読んで、そうかもしれない、と気付く。 主語を自分にしなければならないと言う...続きを読む事、私も肝に銘じなければ。「本当の憎悪は激しい苦悶を伴う。でも主語を失った憎悪は、実のところ心地よい。だからこそ暴走するし感染力も強い。」 なるほど、と付箋をいっぱい張った。
著者は、大抵の人がそのまま聞き流したり、当然のことと感じてしまうさまざまな事に、はっとするような角度から主張を始める。もちろん、著者の主張が全て納得いくものではなかったが。先の『ドキュメンタリーは嘘をつく』でも感じたのだが、森達也という人は本能的に多数の人と同じ方向を向くことができないようだ(違う方...続きを読む向を見るというより多数の視線を逆方向から見返すような感じ)。
・途中までは、過剰なセンチメンタリズムに反吐が出そうだった。特に、戦争反対というのは感情論かもしれないがそれの何が悪い、嫌なもんは嫌なんだ、ってとこ。そんな言い方しちゃあ何にもならんと思った後で、いやこういう言い方をわざわざするのは、一般市民を開眼させるためで、この本は啓蒙書なのだ、という結論に。 ...続きを読む ・が、読み進めていって少し印象が変わった。啓蒙臭はぬぐいきれないが、簡単に同化されずに違う視点からいこうとするのは、自分を振り返ってみてもそう簡単なことじゃない。まあ、私がバカなだけかもしれませんが。
思い込みで判断することが本当に多いと改めて感じた。 小さな疑問をそのままにしないこと、言葉で伝えていくことで人々は考える。 メディアが偏る、臭いものに蓋をする事で、どんどん日本人は怠けてしまう。 他にも今の日本は、ラオス政府が国民が知恵や知識を身に付けすぎないようコントロールしていることに似ている気...続きを読むがした。 今急にメディアが真摯に報道しはじめると、日本は混乱するだろうと思う。でも、それを乗り越えた未来を見据えて、変わるべき姿勢があると感じた。
刊行されたのは随分前で話題は古くても、考え方や今の日本の根本的な問題はあんまり変わってないし、むしろ酷くなっている気がして哀しくなった。私達は何を信じて生きて行けばいいのだろうか。垂れ流されている情報が真実でないとしたら、それを見極める力を身につけなければいけないのだろうけれど、それを身につける方法...続きを読むすら今の日本人には難しいのかもなぁと思った。もちろん私を含めて。
この人のゆらぎを隠さない、という基本スタンス(と言い切っていいかは迷うけど)は、思考を停止しない、ということに結局つながっていくのだろうか。 オウム事件以降、憎悪が社会を動かしている、という指摘にはいま、とても意味があると思う。
まっとうな意見、らしい。 疑問に思うと言うより、何とはなく違和感を感じるものを言葉にしているのかもしれない。これが思い込み刷り込み出なければ。
例えば、容疑者が連行される際、顔は晒されながら手錠にモザイクがつける矛盾。例えば、在日外国人に選挙権を与えずにアザラシに住民票を交付する矛盾。例えば、我々が選んだ首相の行動に疑問を投げかけえる国民の責任の無さ。 今、日本はどこかおかしい。そう苦言を呈するマスコミがいても、マスコミ自体が胡散臭い。僕ら...続きを読むはマスコミを信じられない、だからと言って自分から行動は起こさない。 数十年前ならこの本には誰も賛同しなかっただろう。誰もが口にした当たり前の意見だったからだ。しかし、今こういう意見が目新しく違う着眼点のように聞こえる。
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