ロングトレイルを歩く 自然がぼくの学校だった

ロングトレイルを歩く 自然がぼくの学校だった

1,100円 (税込)

5pt

3.7

登山と聞けば、一般的にはエベレストのような高山をはじめ世界の峻険な山頂を目指す山登りをイメージするのではないでしょうか? 著者が魅せられたのは、それらの登山とは別の価値観をもつ、山麓や山の道を何日もかけてめぐり、自然の、文化の、歴史の一歩一歩を楽しむロングトレイルという山歩き。バックパッカーとして海外の名だたる山の道(トレイル)を歩き、その経験を生かして構想からかかわった日本で最初のロングトレイル「信越トレイル」は、いまでは年間2万人以上の人が歩いているといいます。そのほか、三陸海岸の自然歩道を、復興と防災につながる道として整備する「みちのく潮風トレイル」や九州や北海道の「自然歩道」整備についての構想を語っています。2010年に筋萎縮性側索硬化症を発症後も動ける間は講演を続けましたが、本書は特に若い世代に向けて自然にふれること、自然を保護することの大切さを伝えようと最期まで取り組んだ本です。

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ロングトレイルを歩く 自然がぼくの学校だった のユーザーレビュー

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    購入済み

    日本のトレッキングの父

    2014年02月10日

    2013年5月に亡くなった、日本のトレッキングの父ともいえる加藤さんの小品。実質的にこれが遺作になるのでしょうか?

    ジョン・ミューアを日本に紹介し、ジョン・ミューア・トレイルやアパラチアン・トレイルを実際に踏破し、そして日本でも信越トレイルなど魅力的なロングトレイルの整備に力を注いだ偉大な人。...続きを読む

    1

    Posted by ブクログ 2014年11月09日

    加藤則芳という名前と、数々のロングトレイルを歩いた人ということは知っていたが、まさかそんな鉄人のような人がALSに罹患し、亡くなったとは知らなかった。
    本書が遺作だとは…とても残念。

    0

    Posted by ブクログ 2013年09月02日

    氏の著作は長編が多いが、これは初心者向けにそのエッセンスを抜粋してまとめたもの。サクッと読めて入門編に良い。この本をきっかけに、別の著書も読んでみたくなった。

    0

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