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Posted by ブクログ 2014年03月22日
冒頭3章を割いてケインズについて徹底的に解説した後、時代を追って各経済学者を概観していく構成。ケインズ主義を元として、それに対し各々が是か非かという視点が強く描かれているので、とても読みやすい。
学術的な観点だけではなく、それぞれの学者の生い立ちなどにも着目しているので、なんとなく人物像に親近感が...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月19日
近現代の経済学者14人の事績を、コンパクトにまとめた新書。パラパラめくると、経済学者の人となりや、経歴、エピソードなどが盛り込まれており、「経済学の入門書よりも読みやすいかな」と思って手に取った。
が、理解できたのは、取り上げられている経済学者のプロフィール部分のみで、肝心の経済理論についての部分...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月02日
やたら読み終わるのに時間がかかった。
もともと経済には興味があるものの、予備知識がないため経済論の解説になると正直8割くらいは理解できない。
それでも最後まで読めたのは、著名な経済学者の生き方と経済観をうまく組み合わせて説明しているから。
特に最近気になっていたドラッガーについて、彼の回想にはしばし...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月05日
ケインズからフリードマン、ハイエク、サミュエルソン、シラー、ポランニー、ドラッカー、クルーグマン、ガルブレイス、ルーカス、スティグリッツ、ベッカー、ポズナー、ミンスキーの計14人の経済学者の生い立ち、背景とともに彼らの経済理論が説明されている。
知らない経済学者が何人もいたし、名前は聞いたことがあっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月11日
経済学を横断的に理解できる一冊だと思う。
本書の物語のスタートはJohn.M.Keynesである。本書の2/5くらいは彼の説明である。つまり、雇用利子及び貨幣の一般理論の説明。
つまり、現在の経済学は、Keynesの上に理論を構築するか、又は、彼を否定することから始まる、ということである。
後者...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月16日
ケインズからスティグリッツまで、14人の著名な経済学者を、簡単な学説紹介と短い伝記で伝える。
ケインズに3章を割き、残り13人の経済学者がケインズをどう捉え、どう批判し、あるいはどう受け入れたかを中心に解説。新自由主義的な経済学が意気消沈し、ケインズへの回帰が叫ばれる現在を象徴する一冊。
新書に...続きを読む
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