火の昔

火の昔

517円 (税込)

2pt

3.7

電気やガスのなかった時代、人々は、火をどのように使って暮らしてきたのか。先人たちが生活の中心に据えてきた火にまつわる事柄や風習を紹介。柳田の鋭い観察力と膨大な知識をもとに、生活史をたどる。
※本作品は紙版の書籍から索引が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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火の昔 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年11月01日

    若者というより子ども向けに書かれたらしく、宮本常一なみに平易な書物だ。ここでは柳田的文学趣味は開花せず、素朴な民俗学的知が開示されている。
    火といえば、レヴィ=ストロースの『神話論理』にあっては、自然そのものから分離しだした文明/文化を象徴する鍵概念である。
    柳田の論述は相変わらずどのくらいの時代の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年05月06日

    なぜ、便利なもの、必要なものほど、新しい手段ができるとすぐに忘れ去られてしまうのだろう。

    過去のこと、しかもそれが自分の生まれる前となると、人に聞くか、本を読むかで、手段は実に少ない。今なら映像に残せたりするのだろうけれど、一定以上の昔になるとそうもいかない。

    そして、火にまつわる文化は当然古い...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月02日

    このつぎに谷崎潤一郎の陰影礼賛を読みたいのです……

    じっくりじっくり読みました。べんきょうになります。
    火の番は女の人の重大な役目だったこと、
    火の加減が女の人の器量をはかるものさしになっていたこと、
    汚れた火と清い火という区別があったこと、
    いろりとかまどという二つの火が家にあったこと、
    などな...続きを読む

    0

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