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Posted by ブクログ 2014年11月01日
若者というより子ども向けに書かれたらしく、宮本常一なみに平易な書物だ。ここでは柳田的文学趣味は開花せず、素朴な民俗学的知が開示されている。
火といえば、レヴィ=ストロースの『神話論理』にあっては、自然そのものから分離しだした文明/文化を象徴する鍵概念である。
柳田の論述は相変わらずどのくらいの時代の...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月06日
なぜ、便利なもの、必要なものほど、新しい手段ができるとすぐに忘れ去られてしまうのだろう。
過去のこと、しかもそれが自分の生まれる前となると、人に聞くか、本を読むかで、手段は実に少ない。今なら映像に残せたりするのだろうけれど、一定以上の昔になるとそうもいかない。
そして、火にまつわる文化は当然古い...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月02日
このつぎに谷崎潤一郎の陰影礼賛を読みたいのです……
じっくりじっくり読みました。べんきょうになります。
火の番は女の人の重大な役目だったこと、
火の加減が女の人の器量をはかるものさしになっていたこと、
汚れた火と清い火という区別があったこと、
いろりとかまどという二つの火が家にあったこと、
などな...続きを読む
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