神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選

神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選

627円 (税込)

3pt

3.2

自らを神隠しに遭いやすい気質と定義したロマン主義者であり、一方で、社会を冷徹に見通し、たとえば普通選挙の実現を目指すなど変革者でもあった柳田。30もの論考から、その双極性を見通すアンソロジー。

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神隠し・隠れ里 柳田国男傑作選 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年10月27日

    旧字体は基本改められているが、全体を通して難しかった。明治生まれの人の文書はやはり気合がいる、かも。
    しかしその中で柳田國男の発見したこと、考察したことを理解することが民俗学の中の気づきにもなる。

    ・多くの神秘談は老衰してもう山で稼げなくなった者が、経験を子弟に伝えようとするついでに言い残すのが普...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年10月09日

    自然主義と子供の頃の体験、国家公務員としての立場、ロマン主義などの柳田国男の背景は難しい。ここは長く研究している・読み込んでいる人むけかと思う。
    なので、編者の意図とは違う視点での読書になったが、印象深いところを書き出すと、

    不安定な子供の立場…共同体からの承認を得てはじめて生存を許される、心身が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月12日

    神隠しと隠れ里をテーマにしたアンソロジー。
    「神隠しにあいやすき気質」では柳田國男の幼い時の体験が記される。狐の穴の話が興味深かったです。

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    Posted by ブクログ 2016年10月04日

    テーマは興味深いのだが、ちょっと読みにくかった。天狗に未来を見せてもらう話は、こう来るとは思わなかった。過去を見る方を選んでいたらどうなってたんだろう。

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    Posted by ブクログ 2015年05月06日

    いちおう「神隠し・隠れ里」なるテーマのもとに編まれたアンソロジーなのだが、編者の大塚英志さんという方がちょっと変わった人なのか、あんまりテーマと関係ない文章もけっこう含められている。それでも、未読の柳田の文章を読めると言うだけでありがたいのだが。
    異界を暗示する「神隠し」のようなテーマに関しては、柳...続きを読む

    0

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