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Posted by ブクログ
記憶が正しければ、私が、初めて読書感想文で褒められた作品だと思う。
宿題やだーと思っていた少年が、勉強をするフリのために開いた本に入っちゃった!
海賊と一緒に海に飛び出す。
その名もクプクプ!
本の主人公として活躍することに。
作者のキタ・モリオを探し出して、元の世界に戻れるのか・・・
子どもの頃、この作者が作中に登場する、という設定がとても面白くて、
しかもけっこう自虐的な描き方、ユーモアあふれるセリフ回しなど、
とても好きだった作品だが、不思議と他の作品を読む機会がなかった。
どんなに高い文明を持っていても、裸にヤリで生活する、
土人たちのセリフが、大人となった今ぐっとくる。
姿を見て、バカにして話をしようとしない。
文化が進み過ぎると、目標を見失って、何のために生きるかわからなくなってしまう。
そんな現代の文明人たちに、土人たちが言う。
「手でカイをこぐのが好きなんだよ。機械にたよらず、自分の力で波を乗り越えて行くのが好きなんだよ」
北杜夫さん、さよなら、バイバイよ。合掌。
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