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日本国憲法はGHQによる“押しつけ”だったという議論がある。
はたしてどうなのか。
著者は、本田技研において、国内外の自動車産業に関わるルール作りに参画し、
『なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか ?ルールメーキング論入門?』の
著書もあるビジネスパーソン。日本国憲法をひとつのルールと見なして、当時の英文資料を読み解きながら、その制定過程を探っていく。
そこには吉田茂、マッカーサー、白洲次郎などルールメーカーたちの利害調整のドラマがあった。
ルールメーキング論から見た、日本国憲法制定の舞台裏。
Posted by ブクログ 2013年08月13日
ルールメイクについての著作『なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか』が印象的であった青木高夫さんが、終戦後の日本国憲法の成り立ちを追いかけた一冊となります。興味深いのは、一次史料を主体としつつ日米双方の視点から追いかけている点、でしょうか。
“目的地は同じだが、そこに向かうルートに大きな違いがあ...続きを読む
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