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Posted by ブクログ
某書店文庫担当者さんのオススメだったので読んでみた。
物語は主人公が回想する形で進んでいく。それだからか、なんとなく白いベール越しにみているような、もやっとした世界観がなんかいい感じ。
「おおばあ」の存在感がすごいだけじゃなく不思議な力を持っているのに案外簡単に死んじゃったり、主人公ロクの父親に関する事がちょっとした謎解きになっていたり、あれだけ伏線らしきものがあったにもかかわらずロクとミウリがいい仲にならなかったり、この辺が面白いポイントだったかな。
著者はこれがデビュー作らしい。
ラストは続編を期待してしまう終わり方だったし、次の作品も読んでみたいなぁ。
いずれにしても、こういう作品って自分ではたぶん選んで読まないから、いいきっかけになった。
Posted by ブクログ
黒い革でできた頑丈な長手袋を常に身につけ、威風堂々としているおおばあ。不思議な力を持つ彼女のもとには、悩みを抱える人々が絶えず訪れ、お礼にさまざまなものを置いて行く。
数学者でリアリストの母さんと対照的なおおばあ。全く思い出せない父さんと、くっきり記憶にある伯父さん…。父不在の女系一家で、ぼくは黒犬のやじろべえと共に、所在なさを感じているが、ふとした拍子におおばあの持つ不思議な力が自分にも受け継がれているらしいことに気づいて…。
ワルプルギスと言えば、魔女ものでは有名なキーワード。ワルプルギス賞受賞のこちらもやはり、魔女的な要素を感じるストーリーだった。
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