作品一覧 2023/07/26更新 想いであずかり処 にじや質店 試し読み フォロー 中指の魔法 試し読み フォロー 未知生さん 試し読み フォロー レースの村 試し読み フォロー 1~4件目 / 4件<<<1・・・・・・・・・>>> 片島麦子の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 未知生さん 片島麦子 異色の作品。未知生さんがすべての鍵なのに、いつまでたっても顔がわからない。装丁画のように顔が見えない。たくさん話している場面があるのに、さっぱりだ。でも、そこがいい。 Posted by ブクログ 未知生さん 片島麦子 未知生さんの事が頭から離れない。 空気が読めなくて、どんくさい。 でも現実にいそうだなとも思える。 物語は、41歳にして不慮の事故で亡くなった羽野未知生に生前関わった男女七人の視点で綴られる。 未知生に出逢った人達、それぞれの物語も面白い。 皆の語りで、おぼろげだった未知生さんの輪郭が徐々に形...続きを読む成されていったが、終盤で彼の抱えていたものを知り、それまでに抱いた印象は一変。 元カノに向けた言葉も、通勤電車内で繰り返された光景も、肝試しビルで起きた出来事も、全てに理由があったなんて。 読後は未知生さんの苦悩と献身に胸が一杯。 Posted by ブクログ レースの村 片島麦子 こういう本、とっても好き! 短編が4作入っていてどれも秀逸 この作者は初めて読んだが、他の本もぜひ読んでみたい。 表題になっている、レースの村は、角田光代の八日目の蝉を彷彿とさせる。 Posted by ブクログ 中指の魔法 片島麦子 祖母と孫が織りなす成長物語と言えば、孫の性別は違いますけど真っ先に思い浮かぶのが「西の魔女が死んだ」です。ただ、ファンタジックな成長物語としては本作の方があきらかにハイレベルで、「西の…」を全く評価できない俺でも脱帽です。 Posted by ブクログ 未知生さん 片島麦子 連作短編。亡くなったみちおさんの思い出を振り返る話。 読み進めていくうちにだんだんと彼のことが分かっってきて、みちおさんの掴みきれないキャラクターに惹かれた。 最後の章は少し驚いた。 Posted by ブクログ 片島麦子のレビューをもっと見る