親鸞をよむ

親鸞をよむ

792円 (税込)

3pt

3.3

今、あらためて親鸞をよむ。頭で「読む」のではなく、からだで「よむ」。それは、描かれたその面がまえから、残された筆跡から、歩いた道筋から、そして主著『教行信証』や〈和讃〉の言葉から親鸞の息づかいを感じとり、その苦悩にふれる営みである。加えて妻・恵信尼の自筆文書の新たな読み解きをもとに、親鸞90年の生涯の到達点に迫る。

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親鸞をよむ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    親鸞を「頭」で読むのではなく、親鸞その人に対面することをめざした本ということですが、親鸞について著者が比較的自由に思索を展開させたエッセイのような叙述になっています。

    『教行信証』の中で、親鸞が「神祇不拝」を主張しつつ、現世利益の源泉としての神祇を肯定的にとらえるような叙述をおこなっているところに

    0
    2017年12月03日

    Posted by ブクログ

    ■「歎異抄」は刺激的だが、弟子唯円の筆によるものでもあり、やはり親鸞自身が著した「教行信証」もひも解くべきである。
    ■「教行信証」のテーマは、「父殺しは救済されるか」というものであり、親鸞の結論は「善き教師」と「反省」があれば救済されうるとするもの。すなわち条件がある。
    ■これは「悪人正機説」とやや

    0
    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    [ 内容 ]
    今、あらためて親鸞をよむ。
    頭で「読む」のではなく、からだで「よむ」。
    それは、描かれたその面がまえから、残された筆跡、歩いた道筋から、そして主著『教行信証』や“和讃”の言葉から親鸞の息づかいを感じとり、その苦悩にふれる営みである。
    加えて妻・恵信尼の自筆文書を新たな視角で読み解き、親

    0
    2011年04月27日

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