神狩り

神狩り

880円 (税込)

4pt

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情報工学の天才、島津圭助は花崗岩石室に刻まれた謎の《古代文字》を調査中に落盤事故にあう。古代文字の解明に没頭した圭助は、それが人間には理解不能な構造を持つことをつきとめた。この言語を操るもの──それは神なのか。では、その意志とは? やがて、人間の営為を覆う神の悪意に気づいた圭助は、人類の未来をかけた壮大な戦いの渦にまきこまれてゆくのだった。

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神狩り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年02月27日

    まさにSF。とても好みな展開。なんだか小松左京、あるいは伊藤計劃をおもいだしながら読んだ。これが四十年近く前に書かれたとはね…すごいなあ

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    Posted by ブクログ 2019年05月27日

    文字通り、人類に共通するあの「神」を狩ろうと闘いを挑む人間たちの物語。全体的にやや哲学的で読み手を選ぶ雰囲気はあるが、言語学の観点で神という存在を再定義する試みが非常に面白かった。数多の作品が曖昧に扱ってきた神に対して、ある程度納得のいく解釈を提示するのが本作の最大の見所だろう。文字通り人智を超えた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月29日

    古代文字をとっかかりとし、神を暴こうとする作品。古代文字の特徴から理論的に神が証明されていく展開は面白い。神という絶対的な存在と主人公たちを襲う事件は証明途中であるはずの神をより強く表しているよう。展開に単調さも感じてしまったが、高みに上がっているのか、落ちぶれているのかが分からない主人公の行く末は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月11日

    ★3.5かな?
    前回読んだ「最後の敵」同様、まったく勝ち目のない敵に臨んでいくというSF。
    こちらの方が、まとまっていた気はする。
    しかし、(予想はしていたが)最後がちょいとだったなぁ。
    ま、勝ち目のない敵と戦うわけだから、しょうが無いといえばしょうが無いのだが。

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    Posted by ブクログ 2012年07月05日

    続編を購入して、前の話を忘れているようだったので、読み直した。まぁ記憶が確かなら20年以上前に読んだのだから完全に覚えていないのは当然として、今でのこの作品の設定が古びていない感じがする部分と、昔の作品だなぁという部分が入り交じって楽しく読めた。SFが神とは何かを問いかける作品好きなんだよねぇ。

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    Posted by ブクログ 2020年10月11日

    情報工学の天才・島津圭助は機械翻訳を研究している。謎の《古代文字》の調査中に落盤事故にあい、不思議な体験をする。この《古代文字》を解明しようとすると、様々な事件に巻き込まれ、、、







    三部構成なのだが、第一部で受けるイメージとそれ以降で受けるそれに違和感があった。特に終盤はあっさりした終わ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月12日

    うーん、どうもいろんな謎が回収されないまま終わった感があり、消化不良な感じ。ただ「神」をテーマとして扱ったのはなかなか面白かった

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    Posted by ブクログ 2019年03月10日

    大好きな伝奇小説。
    神に挑む人間と言った内容。
    終わり方が気になるなぁと思っていたら、どうやら続編もあるようで!

    このまま終わりにしてしまっても良いけど、何となく続きも気になる。
    読むかどうか悩むところ。

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    Posted by ブクログ 2018年10月28日

    【読書ノート】
    ・ニーモシネ1-30

    【要約】
    ・しかしデビュー作とは思わなかった。本屋で「神狩り2」を見て、何かすごそうな作品だとタイトルで思って、しかも山田正紀だし、ということで興味を持ったのがきっかけ。

    【ノート】

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    Posted by ブクログ 2016年07月14日

    かなり期待して読んだのだが。
    ・語り手の人物設定。
    ・語り手の大真面目な語り方。
    ・登場人物たちのぺらぺらした行動。
    ・≪古代文字≫の扱いの中途半端さ。
    ・そもそも≪神≫の上滑り感。
    ・≪神≫の実体に迫るのではなく、ただその「作用」しか見えない。
     作用をあれこれ勝手に解釈しているよう...続きを読む

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