Twelve Y.O.

Twelve Y.O.

712円 (税込)

3pt

沖縄から米海兵隊が撤退した。それは米国防総省(ペンタゴン)が、たった1人のテロリストに屈服した瞬間だった。テロリストの名は「12」。最強のコンピュータウィルス「アポトーシス2」と謎の兵器「ウルマ」を使い、米国防総省を脅迫しつづける「12」の正体は? 真の目的は? 圧倒的スケールの江戸川乱歩賞受賞作。(講談社文庫)

...続きを読む

Twelve Y.O. のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年08月07日

     福井晴敏のデビュー作品とのことだが、ベテラン作家が描いたかのように壮大な物語が繰り広げられる。その後の作品でもあるようにアクションシーンが非常に細かく描かれていて、そのまま映画のシーンが思い浮かぶような描写が続く。日本はアメリカの属国になり下がるのではなく、きちんと自立しないといけないという論を展...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年01月11日

    国家間の戦略や陰謀がひしめく壮大なスケール感に、ああ、福井晴敏を読んでいるのだなと思う。軍事戦闘用語等理解できない言葉は数多あるのだが、それを頭の片隅におかせながら臨場感を誘う筆力は流石である。人は、壮大な複雑な政治戦略の歯車に呑み込まれ、一つでしかなくなりながら、歯車を形作るもの、歯車の動きを変化...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年10月25日

    川の深さはと亡国のイージスの中間に位置するシリーズ2作目、戦闘機での空中戦の描写がリアルでスリリング、内容もそこまで重くなく一気に読める、江戸川乱歩賞

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月28日

    福井さんの小説は「川の深さは」「Twelve Y.O.」「亡国のイージス」がどこかしらでリンクしてて、それを見つけるのがまた楽しい。

    0

    Posted by ブクログ 2012年01月05日

    「川の深さは」の続編的位置づけだが、いきなり本作から入っても問題ないと思った。主人公は違うがキャラクターに互換性がある。ヘリコプターの操縦シーンが好かった。自分が主人公とシンクロして、操縦桿を握っているかのような錯覚を覚えた。ほろ苦く切ない結末だった。

    読み終えてもう一度、最初から読むと違った角度...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月12日

    何だかなかなか理解できなくて、前半読み進まなかったけれど、後半一気に読み進んだ感じ。平曹長が不器用だけど愛せる感じ。理沙と護が生きてのびられてるといいな・・・

    0

    Posted by ブクログ 2016年10月20日

    自衛隊だとか、ヘリコプターだとか専門用語が詳しくたくさん出て来て正直そこは頭に入って行きませんでしたが、
    急に事態が変わったりストーリというか福井さんの文章の書き方は好きです。

    「川の深さは」もおもしろいのかな

    0

    Posted by ブクログ 2015年08月16日

    さらっと読んでしまうと面白くない、わけがわからない。じっくり読むと、面白いな~。あまり評価されないのがもったいない。

    0

    Posted by ブクログ 2014年01月18日

    福井晴敏の江戸川乱歩賞受賞作、日本のミリタリーものは、どうかなと思ってようだけれど、めまぐるしい展開とディテールがスケールの大きさを感じます。「川の深さは」「亡国のイージス」と一連のテーマも十分読み応えがありました。

    0

    Posted by ブクログ 2013年11月24日

    防衛庁、米軍、更には、その背後に隠れた秘密組織の話であるが、その行間には、戦後日本が、米軍の傘の下に隠れて、自主自立してこなかったことに対しての反省を促すような記述が目立つ。これは作者の意思なのか?それとも、私が話に引きずり込まれているだけか?
    同じ作者の「川の深さは」もぜひおさえておきたい。

    0

Twelve Y.O. の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

福井晴敏 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す