夜のフロスト

夜のフロスト

【第1位『週刊文春』2001年傑作ミステリーベスト10/海外部門】新任部長刑事ギルモアが配属されたのは、しけた町だった。まあ、ここは眼も眩む高みに昇りつめるための梯子の一段目にすぎない。こき使われる心配がなさそうなのも幸いだった。だが、いざ出勤してみれば、猛威を振るう流感に、署は壊滅状態。折悪しく、町には中傷の手紙がばらまかれ、老女ばかりを狙う切り裂き犯が暗躍を開始する。なんたる不運。そのうえ、だらしない風体に、悪夢のような下ねたジョークを連発する男、フロスト警部と組む羽目になろうとは……。さすがの名物警部も、今回ばかりは青息吐息。爆走する英国警察小説、大好評第3弾!/解説=霞流一

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夜のフロスト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年07月13日

    フロスト警部シリーズ3冊目。お下劣で事務処理大嫌い、そしてお高く留まった権威も大嫌い、何より、悪い奴らが大嫌い。犯罪捜査からは絶対に逃げないワーカホリック。そして、心には寂しさも抱えている、実はとっても暖かい人、フロスト。
    流感が流行り人員が足りない中で起きる連続殺人。最後、息もつかせぬ展開。750...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月03日

    フロスト警部シリーズ第3作。もうとにかくこのシリーズは本当に大好きで、この一冊も激賞したいのだけど、ほとんどあらすじは失念。
    確か、出世のことしか考えていないような部下が出てくるのでは無かったか。そして、このシリーズの持ち味として、その部下が徐々にフロスト警部に愛情を抱き始めたり、は、全くしない。
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    Posted by ブクログ 2018年02月23日

    相変わらず睡眠時間が少ないフロスト警部。
    デントン署は流感で人手も少ない中次々と事件が。
    どんな時でもお下品な冗談を言うフロストだけどそうでもしないとやってられないというのは理解できるような気も。
    最後はハラハラ。
    そしてこの本の分厚さに満足。

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    Posted by ブクログ 2015年07月25日

    「クリスマスのフロスト」「フロスト日和」に続くフロスト警部シリーズ第3弾。過去2作はそれぞれ「週間文春」、「このミステリーがすごい」のランキングで1位を獲得した作品である。
    不屈の仕事中毒(プライベートの時間が描かれたことがない)、下品きわまる田舎町デントンの名物警部フロスト。
    次々と降りかかる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月04日

    やっと読み終わりました。750ページは若干骨が折れました。
    フロストシリーズ第3作目。
    よれよれの服装で、頭もさえず、下品な冗談を時と場所構わず連発し、常に煙草をふかしているフロスト警部。彼は一方で驚異のワーカホリック。とにかく現場と関係者の聞き込みが命。
    デントン署は、インフルの影響で署員は半分し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月01日

    【フロスト警部シリーズ】の三作目です。前作から四年も待っただけあって、今回もまた、相変わらずのフロスト警部は、いろいろとやってくれ ます(笑) 『このミス』海外編では、2002年度の第二位を獲得。三作どれも、そのクオリティを落とさずに、駄作が無いというのも、スゴイことです。だ からこそ、次作の発行を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月05日

    このシリーズは基本的にワンパターンですが、
    まさに王道のワンパターンですね。
    本当に飽きないんです。
    次から次へと、面白いことを言ったり
    やらかしたりしながら、事件を解決
    するフロストには頭が上がりません。
    フロストは永遠のお笑い刑事だと思います。

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    Posted by ブクログ 2013年10月10日

    1990年 デントン
    ジャック・フロスト警部
    ギルモア部長刑事 
    ハンロン部長刑事
    ウェルズ、ジョンスン、バートン、ジョーダン、コリアー巡査
    マレット署長

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    今回のフロストは、前より凄惨な事件になった。
    どうして、人気のある作品って作を追うごとに猟奇的になってしまうのか・・
    とは、思うけれどフロストはとっても良い味を出していて
    期待は裏切られない。
    一言言わせていただくとすれば、お風呂に入れて!
    臭ってきそうで・・・

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    3冊目も見事な分厚さで、何回かの中断は避けられなかったが、最後は一気に読んでしまった。やはり、見事なフロスト警部、とはいえ、連続する事件解決への青息吐息の展開に気は抜けず、抜けるのは例のどうしようもない低俗な駄洒落を飛ばすフロストの姿。それを部下に非難された際に、『深刻に受けとめてくよくよしては、や...続きを読む

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