クリスマスのフロスト

クリスマスのフロスト

【第1位『週刊文春』1994年ミステリーベスト10】クライヴは内心腐っていた。刑事に昇進したのも束の間、栄光のロンドンから七十マイル以上離れたこんな田舎町に配属になるとは。だが、悲嘆にくれている暇はない。じきにクリスマスだというのに、日曜学校からの帰途失踪した八歳の少女、銀行の正面玄関を深夜金梃でこじ開けようとする謎の人物など、市には大小様々な難問が持ちあがる。いや。最大の難問は、不撓不屈の仕事中毒にして、死体と女の話をこよなく愛する、上司のフロスト警部であったかもしれない……。続発する難事件をまえに下品きわまる名物警部が奮闘する、風変わりなデビュー作!

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クリスマスのフロスト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月15日

    イギリスの作家「R・D・ウィングフィールド」の長篇ミステリ作品『クリスマスのフロスト(原題:Frost at Christmas)』を読みました。

    『東西ミステリーベスト100』で海外篇の43位として紹介されていた作品、、、

    「オリヴァー・ハリス」、「ジム・ケリー」、「P・D・ジェイムズ」に続き...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月18日

    どうしてもフロスト警部を昔の刑事コロンボの外見を想像しながら読んでしまう。言葉の汚さとダメっぷりはコロンボとは比較にならないが、そこがまた最高に面白い。

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    Posted by ブクログ 2021年03月07日

    フロスト警部は格好悪いうえに下品だ。しかしこれほど人間味があってこれほど親近感を覚える探偵役もあまりいない。田舎町デントンでは、もうすぐクリスマスだというのに、日曜学校帰りに突然姿を消した8歳の少女、深夜に銀行の玄関をこじ開けようとする者…いくつも起こる事件を一手に引き受け同時に並行して対処していく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月20日

    「フロスト始末」が「このミス1位」を取り、一度もこのシリーズを読んだことがなかったため、まずは第一弾の本書を読んでみた。
    最後まで飽きずに楽しめる。
    第二弾以降も読んでみたい。

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    Posted by ブクログ 2018年10月10日

    一応、「海外ミステリーもけっこう好き」と自認する以上は、以前から気になっていた一冊。読んでみたら、大当たり。2018年最高の発見かも知れません。
     イギリスの作家ウィングフィールドさんの著作。随所にやっぱりイギリスらしい「ちょっとひねくれた、皮肉な、ウィットに富んだ世界観」みたいなものがあって、それ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月03日

    結構分厚い本だったけれども、飽きることなく、中弛みをすることもなく一気に面白く読みきれました。様々な書評にあるように、いい加減だし下品だし・・・。でも、事件に対する真面目さと時折見せる心の底。ギャップがあって引き付けられる人物です。

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    Posted by ブクログ 2018年03月14日

    事件が絡まっているようだが、ごちゃまぜになってしまうことはなく、読み易かった。電車に乗っていても思わず吹き出してしまう小ネタがちりばめらられていて、あまり読み慣れていないミステリーではあったものの、とても楽しめた。続編も読みたい。

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    Posted by ブクログ 2024年04月30日

     クリスマスが近いということで読んだ本。
     
     私は皆さんにお詫びしなければなりません。
     
     今から20年以上も前にこれほどの傑作が刊行されていたにも関わらず、今日までご紹介することをできませんでした。(だってさっき読み終えたんだもん!)
     
     自らの不明を恥じております。書店員として失格です!
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月31日

    女児誘拐事件を捜査しているはずが、どんどん違った事件に巻き込まれ、どんどん案件を抱えていくフロスト警部。
    寝る間も惜しんで捜査に励み、持ち前の刑事のカンとツキを頼りに事件を早期解決していく。

    こうやって書くとカッコイイ感じだが、実際は下品で、不潔で、だらしない。
    ダメなところを挙げればキリがない(...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年06月08日

    『フロスト』大好き!
    もう~おもしろくて、おもしろくて・・・全巻クリアするぞ!と意気込んだのもつかの間・・・2~3年前に著者のR.Dウィングフィールドさんが亡くなっていたことを知り、かなり落ち込んだ。原本が翻訳されいないものもあるようなので、1冊残らず翻訳されることを希望し、また遺作として最後までき...続きを読む

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