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Posted by ブクログ 2011年08月15日
戦争があったのは事実で、
その戦争で亡くなった人がいるのも事実。
人権侵害が行われたこともあったし、
大量破壊兵器が作られ、使われたこともあった。
それはいいとして。
この事実をどう記憶するのか、ということについては、
時代・地域によって様々だということを、この本は教えてくれる。
戦争観ほど、相...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月23日
同じ戦争を経験したはずなのに、戦争への認識が「正戦」と「反戦」にわかれたアメリカと日本。当たり前に思っていた戦争への認識にさまざまなかたちがあることがわかって、何度もハッとさせられました。「国民の物語に組み込むのではなく、市民社会の夢に解消するのでもなく、戦争の残したものを捉え」ることをこれから考え...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
広島とホロコースト。
どちらも第二次世界大戦において大きな被害を被った
ある意味での象徴となっている二つの場所であり経験。
広島では原爆の経験から絶対平和を願う心が生まれ
反戦の震源地ともなっている。
一方でホロコーストはユダヤ人虐殺の経験から
民族浄化などの絶対悪に立ち向かう責任を問うようになった...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月02日
後半になると少しずつ作者の考えが出てきますが、戦争観がどのように形成されていったかという経緯についてのまとめがほとんどでした。戯曲や小説、映画などの作品名や抜粋があるので、とても興味深く読み進めることが出来ました。
ワシントン博物館やホロコースト博物館、チャンギ博物館など初めて知る博物館が多く、当...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月28日
感想を書くのが非常にはばかられる本で
それぞれの場所での戦争の感じ方の
違い、そしてその後処理に関しての相違…
こう思うと本当に戦争は罪深い代物ですね。
罪深い、罪深すぎる。
でも、これは絶対に必要悪とはいいたくありません。
確かに人は欲に弱い、弱い生き物です。
だけれども、この欲だけはどうがん...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月26日
広島の平和記念館とワシントンのホロコースト博物館の違い。双方とも平和を訴えるはずが、何が違い、それと日本人と意識の影響は。広島には絶対反戦はあるが、加害意識はない。ワシントンには不正への怒りはあるが、それを許したことへの後悔(むしろ闘うべきであった!)の違い。それは日本人が加害者であることを忘れ、原...続きを読む
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