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Posted by ブクログ 2024年03月12日
発行から十年以上経つが、現在にも通ずる中東の成り立ちをわかりやすく解説した良書。
19世紀以降の石油産油国と欧米諸国の利権、サウジアラビアの登場と非産油国のアラブ民族主義化
イスラエル建国によって、アラブ人が非アラブ人、イスラムかユダヤ教の二軸対立構造でアインデンティティを突きつけられるどちらにも...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月22日
著者の酒井啓子(1959年~)は、中東政治、イラク政治を専門とする国際政治学者で、2012~14年には日本国際政治学会理事長を務めている。本書では、「中東」という地域の抱えている問題と、その問題の原因・背景となった近現代の国際政治について、網羅的に解説している。
本書で著者は、
◆18世紀以降の大英...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月23日
日本から遠い「中東」。
しかし、ニュースで多く見聞きする。
内容は、わかりやすい。
「中東」と一括りにしてしまいがちだけれど、さまざまな考えがあり、それぞれ問題抱えている。
当然といえば、当然だが。
巻末に各章ごとの内容の理解を深めたい人のための本を紹介されていたのもよかった。
個人的に印象に...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月10日
中東の国を訪れることを決めたものの、これまで中東諸国あるいはこの地域に関して、特別思い入れを持っていたわけではない。
他の一般的な日本人と同じように、私にとって中東は地理的な意味だけでなく、情報量の少なさ、イメージの偏りの意味でも、「遠い」地域であった。
日本のメディアから得られる情報で私が持...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月27日
分かったつもりでイマイチ分からん「中東」情勢。ニュースなんかで耳にする「中東」は、やれアメリカがどっかを空爆したとか、イスラム過激派がどっかを爆破したとか、ドバイの繁栄は息切れしつつあるとか、そういったどちらかというとネガティブな話ばかり。
そういったこともあって「理解する」ことさえ放棄しがちな「...続きを読む
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