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本当に客を掴んでいるのは誰か──。暁星運輸の広域営業部課長・横沢哲夫は、草創期から応援してきたネット通販の「蚤の市」に、裏切りとも言える取引条件の変更を求められていた。急速に業績を伸ばし、テレビ局買収にまで乗り出す新興企業が相手では、要求は呑むしかないのか。だが、横沢たちは新しい通販のビジネスモデルを苦心して考案。これを武器に蚤の市と闘うことを決意する。
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Posted by ブクログ
本当に客を掴んでいるのは誰か──。暁星運輸の広域営業部課長・横沢哲夫は、草創期から応援してきたネット通販の「蚤の市」に、裏切りとも言える取引条件の変更を求められていた。急速に業績を伸ばし、テレビ局買収にまで乗り出す新興企業が相手では、要求は呑むしかないのか。だが、横沢たちは新しい通販のビジネスモデル...続きを読むを苦心して考案。これを武器に蚤の市と闘うことを決意する。
再生巨流で楡周平さんの作品に出会い朝倉恭介シリーズを読みこの本はしばらく積読にうもれてしまっていた。ん?再生巨流と同じ物流ネタ??少し読む意欲を削がれそうになったが、物流とネット販売そしてテレビ媒体を巻き込んでいくストーリーに引き込まれます。楽天のテレビ局買収、ライブドアの球団買収など急成長をとげた...続きを読むIT起業の時代を題材に書かれたと思いますがテンポとリアリティ、斬り込む角度が秀逸です。17年前の出版ですが今読んでも色褪せない作品だと思います。
IT産業のきらびやかさ 『蚤の市』がわずかな期間に ネット販売の勝ち組となった。 物流業者の 暁星運輸の横沢は、蚤の市のスタートから、協力した。 しかし、物流費のバックマージンを要求された。 額にして 8億円近い。そのことは、利益を吐き出すことになる。 基本的には 拒絶、そして 取引停止になる。 ...続きを読むその前には コンビニが 値下げ要求してきた。 大きな要因は ゆうパックが 進出してきたからだ。 コストは 明らかに違い コンビニも撤退しなければならない。 物流業者は どう展開したらいいのか? それを 宮城の妻の実家の トウモロコシとトマトを 食べたことで、新しいビジネスモデルを思いついた。 ラストワンマイルもっている物流業者は、 いつも頭を下げ 下請けのイメージが強い。 それが、上流まで 確保したら 安定した物流業者になるのではないか? IT会社は 物流業者になれないが 物流業者ならば ネットショッピングモールはできる。 横沢は 現在抱えている ネットショッピングの問題点を洗い出す。 一般の評価が 当てになるのか? 専門家が 評価するしくみをつくったら。 大学の先生、どうもイメージは 小泉武夫先生だが。 テレビによくでてくる シェフ。 蚤の市は 極東テレビを買収して メディアとネットの融合 それは、文字情報への広がりとなるという趣旨だったが 物流とテレビ会社が組めば、新しいビジネスモデルになる。 ここでの 上司 寺島の決断が 実に早くすばやい。 人的ネットワークも確実にできている。 黄昏的な テレビ業界 そして 物流業界 あらたなる ビジネスモデルが 確立できるのか? 安定は情熱を殺し、緊張、苦悩こそが情熱を産む。 いい言葉ですね。
「ラストワンマイル」を握るものがビジネスの肝を握るという話が印象的。ビジネスのボトルネックを見つけ、そこにチャンスを見出すというやり方。 巨大な仮想敵と、それに立ち向かう主人公達。視点が交互に変わって描かれていたのが面白かった。
おもしろかったぁ! ラストワンマイルを握るものが強い。窮地に追い込まれたときのひらめき、読んでいてワクワクできました。
2009/10/3 ジュンク堂三宮本店にて購入。 2018/2/2〜2/3 楽天、ライブドアを彷彿させるIT 通販業者とヤマトとフジテレビを彷彿させる宅配便、既存マスコミの闘い。いやいや、超絶面白いビジネス小説だ。ラストワンマイル、というタイトルも見事。この商売ほんとに出来ないもんかな。最近の運送...続きを読む業界の人手不足もあって難しいか。
再生強流にちょっと似ている。 配送業者である暁星運輸は郵政の進出により、大手コンビニや大型Eコマースの蚤の市からの集荷を失う危機に瀕していた。 一方、大手テレビの極東テレビは蚤の市からの買収に悩んでいた。 暁星運輸の横澤は出店料無料のEコマースを社で実施する案を思いつき、テレビと連携することで...続きを読むサイトの信頼度を上げることを思いつく。 ラストワンマイルを握るものが勝つ!企業小説。
相変わらず楡さんの本はページを捲る手が止まらない。 ただ単に一物流会社として今の立ち位置に甘んじるのではなく、新規ビジネスに打ち込んでいくところがカッコ良い。 主人公がビジネスと全然関係ない場でアイディアを思いつくところも、そのアイディアがいろんな人と話すうちにブラッシュアップされていくところも、最...続きを読む終的に上層部や他会社にも認められていくところも、爽快感があっていい。
私にとって久々の楡周平 時代は今から10年以上前の日本! IT企業による企業買収問題、郵政民営化、下請け企業へのダンピングなどを題材とした作品! 今現在、本作品を読む事で作者が今の時代を予見していたかのような予言書のような作品に仕上がっております。 物流大手の暁星運輸はかつて無いほどの窮地...続きを読むに立たされていた、大手コンビニとの専属契約解消に近い契約変更と、ネット通販会社『蚤の市』からの事実上の値下げ指示の取引条件の変更!!! このままでは会社が・・・ という状況下で主人公の広域営業部営業課長の横沢哲夫が立ち上がる! 物語中の『ラストワンマイルを握っている我々が一番強い』という言葉に何故か込み上げてくるものがあります。 ノルマをこなす為に働くサラリーマン必見です!
書かれた当時とIT業界が置かれている環境は大きく異なっているが、虚業と実業というのは今も変わらないかも知れない。そういったことへの警鐘だったのかも知れない。 しかし、現実の物流事業者の苦戦は続いている。ラストワンマイルを武器にした新たな展開、まだ何か隠れているかも知れない。
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ラスト ワン マイル
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楡周平
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