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ロシアで国境の居丈高な巨人職人に怒鳴られながら激しい尿意に耐え、キューバでは命そのもののように人々にしみこんだ音楽とリズムに驚く。五感と思考をフル活動させ、世界中を歩き回る旅を、臨場感たっぷりに描く。
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Posted by ブクログ
好きな作家さんなんだけど、この本を読んで納得した。 こんなにすごい経験はないけど、海外旅行の仕方や感じ方が似ていた。たぶん少数派だと思う。 世代が近いからか、バックパック一つで旅行するスタイルは私も好きだ。学生のときにタイやベトナムに旅行していた。宿も取らずに現地入りし、毎日宿を変えながら国を縦断...続きを読むしたりしていた。 旅は一回こっきりだ。終わってしまったら、その旅はもう過去になる。二度とそれを味わうことはできない。 また旅に出たいなあ。
いつもながら面白いエッセイだった。 作者の当時の年齢に自分が近づいてきたから面白さが増しているのだろうか。 1番印象的だったのは、どこか(タイやったけ?)への旅を通じて、年齢を重ねるにつれてそれまでの方法が合わなくなる日が来る、っていう感想を持っていたこと。 自分はそんなにたくさん旅をしてきたわけで...続きを読むはないけど、このことは万事に通ずることだと思って強く共感した。 例えば人との関わり方。詳しく言うと、親や家族との関わり方もいつの間にか変わってしまうものだし、友達との関わり方もそう。体調を保つ方法だって、昔のままではいられない。 もしかすると、旅というのはそれをどストレートに感じられるものなのかもしれないな。 もうあまり時間がないかもしれないけど、発展途上国や社会主義国など、自分の常識が通じないところに行ってみたくなった。
作者がどんな旅行も楽しんでいる姿が魅力的でした。とにかく旅行したくなります。 海外旅行が好きで今まで色々な所へ行きましたが、年齢を重ねると旅行のスタイルも変わっていき、若い頃のような旅行の仕方はもうできないけど、今だからこそできる旅行を楽しもうと思える本でした。
旅もエッセイも好きで読み始めた本作、通常の旅エッセイとは違う角田さん独特の少し俯瞰した視点がとても良いです。 ロシア、キューバ、ミャンマー、今では行くことが難しい国も、当時のエッセイの中には確かにそこにあって、良くも悪くもそれぞれの国らしさを全身で感じている。 こんな風にそれぞれの国の生々しい部分ま...続きを読むで入っていくような旅は私にはできないけれど、文章の力で旅のなかに連れて行ってもらって、憧れて、恋焦がれるような気持ちのまま帰ってきました。
旅の記録を綴ったもの。 実際にその場にいるような感覚になり、一気に読み切っちゃった。読み終わると寂しくなるぐらいには楽しめた。知り合いにも勧めたくなる一冊。おすすめです。
これまで30カ国以上を訪れて、その度に色々なことを考えた日々を言葉にする、文字にする、答え合わせするような本。そう、そうなの。と何度も共感した。 ・全て自分なりに考え、答えを出しーその答えを実践していく(ベトナム) ・うつくしさもやさしさも、おだやかさも品のよさも、それほど奥ゆかしいのである(ミャ...続きを読むンマー) ・値段というものは、その国を知る手っ取り早い近道(キューバ)
数ある旅行記の中でもレベチの素晴らしさ。 おっちょこちょい全開でハプニングてんこ盛りに書かれていても、そういうエッセイにありがちなやかましい感じが全くないのが好き。 その場で感じたことやその土地の魅力、美しい光景を巧みに文章にして読者に伝える。何でこんなことできるんだろう...(プロだからなんで...続きを読むすけど) 私も自分の旅をこんな風に記録できたらな〜と心の底から羨ましいです。 また読みたいから、タンスの肥やしにします。
行ったことない国ばかりで、「そうそう!」と共感できることはなかったけど、どの話もとても面白かった。自分もそこに旅行をしてるような気分になり、とても楽しめた。著者の角田さんの観点から見て感じる外国がすごく興味深かった。角田さんの本を他にも読んでみたい。
とても楽しく読めました。 各国のお話は短いですが、どの国も個性があり出会いがあり、旅の良さが伝わってきました。
読み終わるのが惜しいほど。脚色もあろうが、どの旅もカラフルで愛おしくおもえた。旅に出たい欲が湧くというより、私は満足して収まった派かな。
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角田光代
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