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Posted by ブクログ
哲学というのは人をして距離を置かせ、衰弱させるような活動のため、精神が未熟なうちにしてしまうと社会との距離のバランスがとりづらくなってしまう。
①どこから、基本的な権利はきているのか?
②公正な手続きはどんな結果も正当化するのか?
③同意の道徳的な働きは何か?
ベンサムの功利主義をジョン・スチュアート・ミルが発展させた
「満足した豚より、不満足な人間である方がよい。満足した愚者より不満足なソクラテスである方がよい。」by スチュアート・ミル
「正義とは道徳の最も神聖な部分であり、他とは比べようもないほど拘束力の強い部分である」by ミル
ノージックは分配の公正さは
①「取得の正義」または「最初の保有」
②その分配が自由な意思決定によるものかどうか
リバタリアニズムの課税による考え方
「個人の所得を取り上げるのは、個人の労働を取り上げることと同じであり、個人の労働を取り上げることは、個人を奴隷にするのと同じことである」
リバタリアニズムへの反論
「私たちは本当は自分で自分を所有していないのではないか」
Posted by ブクログ
法哲学を学ぶ上で非常に参考になる本。億万長者のビルゲイツに巨額の課税をして、富の再配分を強制することを正当化できるか?5人の命を救うために1人の命を犠牲にすることは道徳的に許容できることなのか?これらの問題を功利主義、リバタリアニズムの立場はどう評価するのか説明している。
ベンサム、ミル、ロック、カントなどの思想を例を挙げて分かりやすく説明し、法哲学という難しい学問の魅力を伝えていることが印象的であった。
マイケルサンデルのプレゼンも非常に巧妙だと感じた。議論を対話式で進め、賛成、反対の意見をぶつけ合わせている。矛盾している意見も全否定から入るのではなく、多様な意見をを自然に反映させて、筋の通った論へ導いて議論を活発にさせていた。
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