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Posted by ブクログ
待ちに待った多崎礼氏の新シリーズ。
今回は、和風ファンタジー。
主人公は、音導師という職業のサヨという女性。
音導師とは、何か揉め事があった時に、音討議という話し合いの場で論者を務める者のことを言う。
また、音導師は、音叉である杖を持ち、それを鳴らすことができなければならない。
つまり、弁が立つだけではなく、何か素質のようなものが必要らしい。
八百万の神に認められるということだろうか。
世界観とかは、少し難しかったのだが、ぶっきらぼうだが、なぜか憎めない伝説の音導師イーオン、名無しの少年、大きな猫さん、無敵の防人トウロウ、こういった人々に支えられサヨが成長し、自分を取り戻していく過程が面白くて、グイグイ引き込まれた。
次巻で、イーオンの過去がわかるのだろうか?
今からとても楽しみである。
Posted by ブクログ
季節感のある春特有の風光明媚な情景が目に浮かぶようだった。
最後が圧巻だった。
〜名言〜
言葉は自分を良く見せるためのものではない。自分を理解して貰うための道具だ。(P210)
形あるものは常に変化し続ける。美しい壷もいつかは壊れ、色鮮やかな絵画もやがては色褪せる。(P211)
真に美しいもの。それは目には見えない。だからこそ、それはどこにでもあり、誰の中にもある。真実の美。それは八魂の中でも、もっとも尊いとされる三つの魂
慈愛の『恩』、希望の『温』、そして自律の『御』だ。(P213)
すべての言葉には魂が宿る。お前の口から出た言葉は、その瞬間にお前の分身となる。
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