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Posted by ブクログ 2022年02月12日
男性目線で女性を描いた9つの短編。
ただ少し愛し方を間違えただけ。
それぞれの男性主人公の身勝手さに言葉が出ない。話にオチがあり(非現実的だったり)男は痛い目に合う(自業自得的に)。女性のしたたかさが際立っていた。
個性に富んでさくさく読める面白さだった。一時間完結ドラマになりそうな題材だと思った。...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月03日
「ったく、男ってばよぉ」と男のズルさに嫌気がさすが、「女はやはり、したたかよのぉ」そんな気持ちにさせられる恋愛9短編集。男がぎゃふんと言う話が多いのだが.....好みの話はブリッコ女とサバサバ女の狭間で揺れる『言い分』、ラストに驚いた『分身』、ざまーみろな『バス・ストップ』。『終の季節』と『父が帰る...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月26日
「口紅」
入院した余命僅かな妻が口紅を欲しいと言った。
原田は妻が化粧するのを好まなかった。一度だけ妻が薄く化粧した時も、化粧をするなと怒った。
→気付かず失ったものは大きいんだなーと思った。
「夜の匂い」
井沢は地味な女幹子と付き合い始めた。結婚も意識していた。
だが、幹子の友人のまり絵が頻繁...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月01日
読みやすかった。どれもサラッと読めた。
「口紅」「終の季節」「僕の愛しい人」「父の帰る日」が好きだった。
「言い分」は何から何まで告げ口する男にイライラした。あの男は何がしたいのかしら。この男と結婚しても絶対ロクなことにならないにちがいないのに、女2人がこの男に執着するのも意味がわからないって感...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月24日
【本の内容】
愛したことが間違いなんじゃない。
ただ少し、愛し方を間違えただけ-。
完璧に家事をこなす妻を裏切り、若い女と浮気する木島。
妻が化粧をするのを許さなかった原田。
婚約寸前の彼女がいるのに社内で二股かけた洪一。
仕事のために取引先の年上女性に近づく孝次…。
裏切られても、傷つ...続きを読む
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