桶川ストーカー殺人事件―遺言―

桶川ストーカー殺人事件―遺言―

小説・文芸
825円 (税込)

4pt

ひとりの週刊誌記者が、殺人犯を捜し当て、警察の腐敗を暴いた……。埼玉県の桶川駅前で白昼起こった女子大生猪野詩織さんの殺人事件。彼女の悲痛な「遺言」は、迷宮入りが囁かれる中、警察とマスコミにより歪められるかに見えた。だがその遺言を信じ、執念の取材を続けた記者が辿り着いた意外な事件の真相、警察の闇とは。「記者の教科書」と絶賛された、事件ノンフィクションの金字塔!

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

桶川ストーカー殺人事件―遺言― のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    購入済み

    怒りに震える

    犯人はもちろん、警察の対応・体質にも凄く腹が立ち、ぶつけどころの無い怒りに悲しくなります。かと言って自分がどうこうできる問題でも無く・・・
    沢山の方がこの本を読んで、少しでもこの卑劣な犯罪が減り、困った時にどう対応するかを心に刻んで欲しい。
    あとがきの最後の最後で号泣。同じ娘を持つ身として。

    3
    2013年11月19日

    Posted by ブクログ

    先に「殺人犯はそこにいる」を読んだが、清水氏の執念を再び感じた。
    FLASH記者が警察よりも先に犯人を見つけているというありえない出来事が描かれている。そこには警察の怠慢と、文書偽造による被害者に対する侮辱といった闇が隠れていた。
    被害者が小松と警察に殺されると必死に訴えたのに結局殺されてしまったという救いようのないノンフィクション。
    この事件がきっかけとなりストーカー規制法が施行された。

    0
    2026年07月02日

    Posted by ブクログ

    あまりに壮絶なノンフィクションだった。助けてくれるはずの警察に助けてもらえない現実を知った時の被害者は相当に絶望しただろうな。。この事件があってストーカー規制が整備されたみたいだけど、十分に機能しているのかな。こんな悲劇が繰り返されないことを祈るばかり。

    0
    2026年06月26日

    Posted by ブクログ

    報道や警察の在り方について変なトリックやウルトラCでもって鋭く抉る、というよりあくまでも愚直な方法で明かされた内容のため非常に生々しく、読んでいて、今まさに渦中にいるような錯覚を抱く。
    この事件はまだ完全に終わったわけではなく、第二・第三の事件が起こらないように社会が変わる非常に大きな契機となっていることは間違いない。
    世の中の事件の多くはおそらく、なんとなく有耶無耶にされた未解決な部分があるにもかかわらず解決されたことになっているんだろうと感じる。
    心に刺さる一冊です。

    0
    2026年04月29日

    Posted by ブクログ

    息子の部屋の本棚に並んでいる中から本書を見つけて手に取った。高校の時に学校の推薦書となっていたとの事。
    埼玉に住んでいたのでストーカー規制法のきっかけになったこの事件のことは知っていたが、詳しくは知らなかった。

    FOCUSという写真週刊誌の記者が、
    被害者の「遺言」をきっかけにこの事件にのめり込み、サイコパス的な犯人を最後まで追い詰めるまでにいたる執念。
    杜撰な埼玉県警上尾署を追い込む事になる報道の力。
    警察に操作されるマスコミの報道に対して、被害者家族が感じる憤り。
    様々な社会的メッセージが盛り込まれているノンフィクション小説の傑作です。

    事件からかなり時間は経っていますが、学ぶ事が多い本です。今更でも、是非皆さんに読んで欲しい。

    0
    2026年04月12日

    Posted by ブクログ

    刑事事件の捜査のために集めた証拠を民事裁判に使う。
    これって、良いの?

    この他にも警察のデタラメが書いてあった。
    この事件から四半世紀経っても状況は全く変わっていない(川崎の事件然り)にもかかわらず、公安委員会の公選化などの改革をしない日本人の意識にも驚く。

    執行猶予が付いた元警官3人の実名を出さずイニシャル化してあったのは残念(357ページ)。

    (2026/01/21記)

    0
    2026年01月21日

    Posted by ブクログ

    事件記者による、犯罪捜査を扱ったノンフィクションである。

    吐き気を催すような、集団による卑劣な犯罪行為と、それ以上に当時の警察の対応に驚愕する。

    一方で、事件記者の情熱やプライドには感心させられたと共に、人として本当に大切なもの、守らなければいけないものとは何か、深く考えさせられる作品であった。

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    ストーカー規制法のきっかけとなった桶川ストーカー殺人事件の真実を暴いた、1人の週刊誌記者のノンフィクション作品。

    真実を暴いてくれてありがとう…と身内でもないのに感謝と敬意しかない。
    そして真犯人の死で終えたのは上尾署の大大大失態でしかない。

    事件自体は知ってたけど詳細を読んで改めて警察のずさんな対応に腹が立つ。市民を守るはずの警察と、真犯人に彼女は殺された
    その後の民事裁判も腸が煮えくりかえる。判事もまとめてクソだった。
    例の埼玉県警の映像も見たことあるけど終始ヘラヘラした会見で被害者と国民をバカにしてるとしか思えなかった。


    わたしは20年以ほど前、自分が一人暮らしを始めたばかりの頃
    部屋に誰かがいると勘違いして警察を呼んでしまったことがある
    その時の警察官は「何かあってからじゃ遅いんだから気にせずどんどん頼っていいから」と言ってくれたし
    わたしの帰宅時間にはしばらくパトロールすると約束してくれて1年間くらい本当にその時間にパトロールしてくれた。
    いい警察官もいるのに一部のクズ人間のせいで警察全体が悪く思われそうなのも大迷惑でしかなかっただろう。

    0
    2025年04月26日

    Posted by ブクログ

    すごい、しかない
    もうほんとに
    清水さんかっこよすぎる
    〝報道とは〟〝ジャーナリズムとは〟の極み

    ストーカー行為規制法が成立したのが詩織さんの誕生日ってgoosebumps

    あずさちゃん…つらすぎる

    0
    2025年04月08日

    Posted by ブクログ

    20年以上前に起きた事件ではあるが、決して忘れられてはならない悲惨な出来事だと思う。

    犯人が、何故そこまで執拗に詩織さんにまとわりつきストーカー行為や嫌がらせ行為に走ったのだろうと思った。
    本書でも触れているように、犯人は精神的に異常な部分があったようだ。そして、最後には犯人は自殺してしまった。何らかの周囲のサポート、精神的なケアがあったらこのような凄惨な事件は起こらなかったのだろうかと考えてしまった。
    しかしながら、犯人は相手が嫌がることはしてはいけなかったしあまりにも自分勝手で相手を想いやることができていないことに激しい憤りを覚えた。

    著者の清水氏は、自分の足で地道に取材されており、本書を通して取材の裏側を知ることができた。報道やパパラッチに対してあまり良いイメージを抱いていなかったが、清水氏のように、被害者や遺族の気持ちに寄り添った取材をされている方がいることを知って報道に対するイメージが少し変わった。テレビ等の報道番組をまた違った角度から見られそうだと感じた。

    警察の闇も深いことが分かり、これは残念な真実であると思う。あれから数十年が経過して多少は警察も変わったのだろうか?

    一部の警察や報道は、未だに被害者や困っている人に寄り添った報道や取材が残念ながらできていない部分があるのかもしれない。
    多くの人に本書を手に取ってもらって、真の報道、捜査のあり方を知ってもらうことは意味があることではないかと思った。

    警察に頼ったにも関わらず、真摯に対応してくれなかった被害者や遺族は無念であったと思う。警察がしっかり捜査、対応していたら、このような凄惨な事件は起こらなかったと思う。警察はしっかり反省して、市民に寄り添った業務を全うして欲しいと思った。
    最後に、被害に遭われた狩野詩織さんのご冥福を心よりお祈りします。

    0
    2025年03月15日

桶川ストーカー殺人事件―遺言― の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

清水潔 のこれもおすすめ

桶川ストーカー殺人事件―遺言― に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す