迷宮遡行

迷宮遡行

616円 (税込)

3pt

平凡な日常が裂ける――。突然、愛する妻・絢子が失踪した。残されたのは1通の置き手紙のみ。理由が分からない。失業中の迫水は、途切れそうな手がかりをたどり、妻の行方を追う。彼の前に立ちふさがる、暴力団組員。妻はどうして、姿を消したのか? いや、そもそも妻は何者だったのか? 絡み合う糸が、闇の迷宮をかたちづくる。『烙印』をもとに書き下ろされた、本格ミステリーの傑作。

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迷宮遡行 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公のほのぼのした性格とアンバランスな緊迫した状況にどんどんはまりました。

    毒のある終わり方も最高です。

    この人何冊か読んだけれど平均して面白いです。

    0
    2012年05月02日

    Posted by ブクログ

    妻の失踪から始まる
    男は妻を探し始めると・・・
    暴力団が絡んできて暴力団の抗争も
    少しずつ妻に近づいていく感は伝わりました
    主人公は出会う人たちに恵まれた感じでした
    もちろん主人公の行動の結果でもありますが
    中身は濃かったと思います

    0
    2021年11月28日

    Posted by ブクログ

    先に慟哭が読みたかったけどコッチが先に手に入ったので読んだ。
    きた!


    べそべそ泣く、がお気に入り。


    これはいいミステリ、表現も好み。


    慟哭読みたいです。

    0
    2011年09月07日

    Posted by ブクログ

    暴走族、マフィア、クスリ・・・
    妻の行方を探し始めたという出だしから、なんでこんな展開に!?といった方向に進んで…
    友人の死が哀しかった。

    0
    2011年06月10日

    Posted by ブクログ

    突然姿を消した妻を追う、頼りない元会社員の頼りない捜索。わずかな手がかりをつかんで追うも、なぜかヤクザが現れて、事態はあらぬ方向に。とかいう話。
    結論が、えっ?そうなの??(ネガティブ)という感じだったのと、ちょっと悲惨なことが起き過ぎて読んでいて辛かったです。。

    0
    2023年10月14日

    Posted by ブクログ

    ある日突然主人公の前から姿を消した妻。
    愛する妻の行方を探す夫が、今まで知らなかった妻の真実を知る。
    夫の執念が真実を見つけるが、それが本当に幸せなことなのか誰にも分からない。

    0
    2023年03月04日

    Posted by ブクログ

    主人公のヘタリが半端なくてイライラ!なんというか……多分、いい作品なのに……何処かで残念な結果になってしまった……みたいな。終わりかたもイマイチだったし、この主人公のカッコ悪さがなぁぁ。貫井さんの作品『慟哭』が余りにも良すぎたので、なかなかそれを越えられない私が駄目な読者なんだろう。。。

    0
    2019年01月20日

    Posted by ブクログ

    愛する妻に置き手紙を残して家出された失業中の迫水が、必死に妻の行方を追う中で、情けない一般市民でありながら暴力団同士の抗争に巻き込まれていく。警察官の兄と友人、覚醒剤や妻の秘密や巻き込まれた人の死と、スピード感があって引き込まれた。時折挟まれる夫婦の過去の会話も微笑ましい。結末がショッキングだった。

    0
    2018年10月09日

    Posted by ブクログ

    貫井さんの第2作「烙印」を基に書き下ろされた作品。妻に逃げられた頼りない無職の男。妻を探し始めるが、次第にヤクザの抗争に巻き込まれることに…。…妻と取り戻せるのか。妻は一体何者なのか。知りたくて一気読みしたが、貫井さんにしてはどうかなぁという感じの作品でした。

    0
    2016年10月27日

    Posted by ブクログ

    『ダチョウは危険が迫ると、頭を砂の中に埋めてしまって自分の視界を塞ぐって言うでしょ。

    見えなくなれば危険もなくなるって、単純に考えるのよ。今のあなたは、まさしくそのダチョウみたいだわ。』

    他の貫井徳郎の作品とは違う感じだなぁ〜。
    ハードボイルドとしても中途半端で少しがっかりした。

    0
    2015年07月18日

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