ラスト・チャイルド 上

ラスト・チャイルド 上

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

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少年ジョニーの人生はある事件を境に一変した。優しい両親と瓜二つのふたごの妹アリッサと平穏に暮らす幸福の日々が、妹の誘拐によって突如失われたのだ。その後まもなく父が謎の失踪を遂げ、母は薬物に溺れるように……。少年の家族は完全に崩壊した。だが彼はくじけない。ただひたすら家族の再生を信じ、親友と共に妹の行方を探し続ける。

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ラスト・チャイルド の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ラスト・チャイルド 上
    880円 (税込)
    少年ジョニーの人生はある事件を境に一変した。優しい両親と瓜二つのふたごの妹アリッサと平穏に暮らす幸福の日々が、妹の誘拐によって突如失われたのだ。その後まもなく父が謎の失踪を遂げ、母は薬物に溺れるように……。少年の家族は完全に崩壊した。だが彼はくじけない。ただひたすら家族の再生を信じ、親友と共に妹の行方を探し続ける。
  • ラスト・チャイルド 下
    880円 (税込)
    「あの子を見つけた」大怪我を負った男はジョニーに告げた。「やつが戻ってくる。逃げろ」少年は全速力で駆けた。男の正体は分からない。だがきっと妹を発見したのだ。アリッサは生きているのだ。ジョニーはそう確信する。一方、刑事ハントは事件への関与が疑われる巨体の脱獄囚を追っていた。この巨人の周辺からは、数々の死体が……。ミステリ界の新帝王が放つ傑作長篇。

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ラスト・チャイルド 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アメリカの作家「ジョン・ハート」の長篇ミステリ作品『ラスト・チャイルド〈上〉〈下〉(原題:The Last Child)』を読みました。
    『川は静かに流れ』に続き、「ジョン・ハート」の作品です。

    -----story-------------
    早川書房創立65周年&ハヤカワ文庫40周年記念作品。
    アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞&英国推理作家協会賞最優秀賞スリラー賞受賞。

    〈上〉
    少年「ジョニー」の人生はある事件を境に一変した。
    優しい両親と瓜二つのふたごの妹「アリッサ」と平穏に暮らす幸福の日々が、妹の誘拐によって突如失われたのだ。
    その後まもなく父が謎の失踪を遂げ、母は薬物に溺れるように……。
    少年の家族は完全に崩壊した。
    だが彼はくじけない。ただひたすら家族の再生を信じ、親友と共に妹の行方を探し続ける。

    〈下〉
    「あの子を見つけた」大怪我を負った男は「ジョニー」に告げた。
    「やつが戻ってくる。逃げろ」少年は全速力で駆けた。
    男の正体は分からない。
    だがきっと妹を発見したのだ。
    「アリッサ」は生きているのだ。
    「ジョニー」はそう確信する。
    一方、刑事「ハント」は事件への関与が疑われる巨体の脱獄囚を追っていた。
    この巨人の周辺からは、数々の死体が……。
    ミステリ界の新帝王が放つ傑作長篇。
    -----------------------

    2009年(平成21年)に発表された「ジョン・ハート」の第3作で、同年の英国推理作家協会賞(イアン・フレミング・スチール・ダガー賞)や翌年のアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞を受賞した作品です。


    13歳の少年「ジョニー・メリモン」は、犯罪歴のある近隣の住人たちを日々監視していた… 彼は、一年前に誘拐された双子の妹「アリッサ」の行方を探しているのだ、、、

    美しい少女だった「アリッサ」は何者かに連れ去られたが、警察はいまだ何の手がかりも発見できずにいた… 「ジョニー」の父親も、「アリッサ」が誘拐されてまもなく謎の失踪を遂げていた。

    母「キャサリン」は、土地の有力者「ホロウェイ」の愛人になり薬物に溺れ薬漬けの毎日を送っており、「ジョニー」の家族は完全に崩壊していた… 「ジョニー」は学校を頻繁にさぼり、友だちの「ジャック」の手を借りつつ昼夜を問わない危険な調査にのめり込んだ… ただひたすら、妹の無事と家族の再生を願って――。

    「キャサリン」に好意を抱き、「ジョニー」を気遣う刑事の「ハント」は、事件への関与が疑われる巨体の脱獄囚「リーヴァイ・フリーマントル」を追っていたが、この巨人の周辺からは、数々の死体が……。


    面白かった! 久しぶりの感動作です… ひとつの事件ではなく、異なる複数の事件が絡んだ意外な真相が待ち受けているミステリとしても愉しめ、崩壊した家族を再生させようとする少年の成長を描いたヒューマンドラマとしても愉しめる作品でした、、、

    誘拐された妹を果敢に探しながら、愛する母親を愛人と薬から取り返そうと、懸命に行動する「ジョニー」に気持ちをシンクロしながら読みました… 少年モノには弱いんですよねー 

    決してハッピーエンドではなく、主人公の「ジョニー」にも、刑事の「ハント」にも、過酷な現実が突き付けられる結末でしたが… それでも、救済や赦しが得られ、未来への灯を感じさせられ、家族の再生を期待できる深い余韻の残るエンディング、一度は友情が決裂した「ジョニー」と「ジャック」が仲直りする清々しい展開も良かった、、、

    そして、「ジョニー」と「リーヴァイ・フリーマントル」との出会い、「メリモン家」と「フリーマントル家」の先々代の関係等、奇蹟的・運命的な出会いも巧く織り込んでありましたね… リアルな部分と神がかり的なファンタジックな部分のバランスが絶妙だったのも印象的でした。

    700ページを超えるボリュームには感じられないくらい集中して一気に読みました… 今年イチバンの作品かな。

    0
    2024年01月04日

    Posted by ブクログ

    「キングの死」と同じ作者だったので。

    同じ作者の三作品目だが一番面白かった。
    双子の妹が誘拐され、父も失踪し、母は薬物中毒に。
    母には男が通ってきており、暴力をふるう。
    誘拐後一年がたっていたが、少年はあきらめていない。

    ある日、オートバイの事故が起こり、
    「あの子を見つけた」と言い残し男が死ぬ。
    そして別の少女が行方不明になる。
    男の言葉を聞いた少年は、性犯罪の前科者の家に向かう。

    (下巻に続く)

    0
    2019年07月27日

    Posted by ブクログ

    幸せな家族から、誘拐によって双子の妹が失われた。妹を迎えに行けず誘拐を結果的に許してしまった父は、母から責められ失踪。その後母親は地元の権力者に籠絡され酒、薬物に耽溺する。完全に崩壊した家庭を元通りにする為息子のジョニー少年だけはあきらめなかった・・・。

    詳しくは下巻を読んでからの感想文とさせて頂きますが、情景描写の細やかなで状況がとても想像しやすいです。

    それでは下巻でお会いしましょう。

    0
    2015年09月21日

    Posted by ブクログ

    連休の旅行で海外に出かける時に必携の小説を忘れたことに空港で気づいて慌てて買い求めた上下巻2冊。取り急ぎのことで目に留まったというだけの理由だったので、あまり期待せず読み始めたところ…。
    めちゃめちゃおもしろい!! 3泊4日の旅行中に上巻は半分以上読んでしまって、帰国後は読み終えるのがもったいなくなってしまうくらいでした。
    ふだん作家の新規開拓をする時に、訳者の方も参考にすることが多いのだけど、今回はそれも役立ったかな。
    ともかくオススメです!

    0
    2012年09月08日

    Posted by ブクログ

    双子の妹の誘拐事件を機に家庭が崩壊してしまった兄ジョニーが妹を行方を捜すミステリー。

    作品全体に漂う雰囲気や、登場人物たちの様子がどことなく暗くそういう雰囲気の本が好きな自分には、どんどん引き込まれて行きました。

    父親が失踪し、母親はろくでなしの男とともに薬に溺れているにもかかわらず、妹を追い続けるジョニーの描写が巧みです。このような状況なのでなんとか強くなろうと頑張っているのですが、まだ13歳なため時折見せる子供っぽい口調や様子が、余計に深く響きます。

    この事件の担当の刑事のハントも事件にこだわり続ける様子や、家族との関係について苦悩する様子がしっかりと描かれていてこちらの描写も良かったです。

    展開はけっこうゆっくりとした感じでした。なのでここから下巻がどうなるのか楽しみです。

    アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長編賞
    英国推理作家協会賞最優秀スリラー賞
    2011年版このミステリーがすごい!海外部門5位

    0
    2011年12月30日

    Posted by ブクログ

    誘拐された双子の妹アリッサ。
    彼女の誘拐をきっかけに幸せだった家庭は崩壊する。
    母と息子を置いて失踪した父。
    全てを失い酒と薬に溺れていく母。
    そしてそんな過酷な状況でも、妹の無事を信じ
    家族の再生を願う息子ジョニー。
    あまりにも儚く残酷な設定だが、信念を曲げないジョニーの姿に
    どこか救われる想いが生まれる。
    次から次へと出てくる一筋縄ではいかない登場人物たち。
    謎が謎を呼ぶ展開。
    まさに息つく暇なしのミステリーの傑作である。

    0
    2011年01月21日

    Posted by ブクログ

    電車乗り越したぜぃ
    絵が見える、けど終わりは見えない!キングみたい。でも頭重苦しい感じは若干弱し。にしたって重い話なのにどっぷりつかっちまった。
    面白かった!

    0
    2010年10月02日

    Posted by ブクログ

    ジョン・ハートの最新長編。期待に違わず面白かったです。
    一年前に双子の妹が誘拐され罪悪感と絶望で父親が失踪、支えを失い残された母は土地の有力者につけこまれて無気力状態。残された最後の子供(The Last Child)のジョニーは13歳の少年ならではの生真面目さで独自に妹の行方を捜し続けていますが、、、。物語は担当刑事ハントとジョニーの2人の視点から交互に語られて進行。前2作同様に設定はやるせなくつらく悲しく作品全体の雰囲気も重いのですが、今回少年が語り手であることもあってか、読後感は意外にも爽やか。読み終わってタイトルの妙に改めてうなりました。

    0
    2010年05月09日

    Posted by ブクログ

    森や川を描く冗長な場面も多く、なかなか読み進めることができなかったが、複雑なプロットで最後の謎解きには感心した。米国ミステリー全般にいえるが、銃が身近にある米国でないと成立しないストーリー。ジョニーの万能さとキャサリンの外見的魅力にリアリティが欠ける気がするが、米国文化を知らいないためかもしれない。

    0
    2023年04月13日

    Posted by ブクログ

    彼が何のために
    何がしたくてそうしているのか
    わからないまま進む
    それでもちっとも気にならず
    どんどん進む
    だって面白いもの

    0
    2022年01月31日

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