無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2022年05月02日
哲学に興味がある人に勧めたい1冊。
私が哲学科へ入学後、入門授業で使用しました。
大学生なりたての入門授業で使うくらいですので、
とてもやさしく読みやすいです。
が、著者は現代を代表する哲学の大教授の方なので、
中身はしっかり「哲学書」です。
それまで「哲学」というと、
ソクラテスやアリストテレス...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月22日
私にとって哲学と付き合うきっかけとなった本。永井均さんの演習でこの本がテキストとして使われた。論点が分かりやすく二人の会話も楽しく読める。本当に懐かしい気持ちにさせてくれる。
青山拓央さんにも深く影響を与えた本だと思った。
この本を読んでいて真空状態になった。私はどこにいるのかということがわか...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月27日
あれは国語の教科書の折り返しのところだつたか。本書の冒頭部分が掲載されてゐたやうな気がする。
あの時、ものすごく驚き、搖さ振られたことを覚えてゐる。ひとがゐなくなつた後でも、やつぱり夕陽は赤いのか。よく死んだらどうなるのだらうとか、自分と記憶も何もかも一緒のひとがいたとしたらとか、途方もなく考へてゐ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月22日
この本は哲学の本ですが、「生物が絶滅しても夕焼けは赤いか」「死と他者」など、様々なテーマについて考察するといった内容です。哲学史の本ではありません。
一言で答えも出ないし、客観的に確かめようもない問題はたくさんあります。例えば、本文中に出てきた話で「木から舞い落ちる(ように見える)枯れ葉に意志はある...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月17日
著者の分身である「私」と「ぼく」の対話形式。
哲学の本にありがちな難しい言い回しはほぼ無く、内容は分かりやすい。また哲学ばかりではなく「私」と「ぼく」のユーモアのあるかけあいもあるため、楽しく読めた。
内容は、哲学でよく取り上げられる問題を広く扱っている。認識、実在、意図や時間についてなど。
考えて...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年10月22日
哲学をするということは自問自答を繰り返すこと。それを著者が実際にやってみせてくれる本。
素朴な疑問から始まって、議論が右往左往したり、そのあげく振り出しに戻ったり。答えを導き出すのではなく、まさにこの考える過程こそが哲学をするということ!
この本を読んでも、謎は解けるどころか深まるばかり。常に頭を使...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。