哲学の謎

哲学の謎

913円 (税込)

4pt

私が死んでも世界は続くだろうか。理由は? 「時が流れる」のは本当か。他人に意識があるとなぜわかる? 実在、知覚行為、自由など哲学の根本問題を専門用語ではなく日常生活レベルで考察する画期的対話篇。(講談社現代新書)

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哲学の謎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年05月02日

    哲学に興味がある人に勧めたい1冊。
    私が哲学科へ入学後、入門授業で使用しました。
    大学生なりたての入門授業で使うくらいですので、
    とてもやさしく読みやすいです。
    が、著者は現代を代表する哲学の大教授の方なので、
    中身はしっかり「哲学書」です。

    それまで「哲学」というと、
    ソクラテスやアリストテレス...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月22日

    私にとって哲学と付き合うきっかけとなった本。永井均さんの演習でこの本がテキストとして使われた。論点が分かりやすく二人の会話も楽しく読める。本当に懐かしい気持ちにさせてくれる。 

    青山拓央さんにも深く影響を与えた本だと思った。

    この本を読んでいて真空状態になった。私はどこにいるのかということがわか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月27日

    あれは国語の教科書の折り返しのところだつたか。本書の冒頭部分が掲載されてゐたやうな気がする。
    あの時、ものすごく驚き、搖さ振られたことを覚えてゐる。ひとがゐなくなつた後でも、やつぱり夕陽は赤いのか。よく死んだらどうなるのだらうとか、自分と記憶も何もかも一緒のひとがいたとしたらとか、途方もなく考へてゐ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月22日

    この本は哲学の本ですが、「生物が絶滅しても夕焼けは赤いか」「死と他者」など、様々なテーマについて考察するといった内容です。哲学史の本ではありません。
    一言で答えも出ないし、客観的に確かめようもない問題はたくさんあります。例えば、本文中に出てきた話で「木から舞い落ちる(ように見える)枯れ葉に意志はある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月27日

    出会ったのは高校時代の現代文の教科書に載ってたことだったと思う、正直普通の人はこのレベルの疑問でいいと思う。自分も色々背伸びして少し難しそうなのに飛びついたりしたが純粋に疑問にもつこの段階が楽しいと思う

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    Posted by ブクログ 2023年02月04日

    相対主義と相関主義。
    意志や自由(主に心の哲学関連)の話になると、やはりどうしても哲学が科学から離れて1人歩きしているような印象を受けてしまう。

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    Posted by ブクログ 2021年03月21日

    哲学というのは日常や現実をいつもとは違った角度で見せてくれる。哲学的な議論についていけるかどうかはあまり問題ではなく、その違った現実の捉え方を知ることが、人生を豊かにする一助になるのではないかと思う。

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    Posted by ブクログ 2021年03月17日

    著者の分身である「私」と「ぼく」の対話形式。
    哲学の本にありがちな難しい言い回しはほぼ無く、内容は分かりやすい。また哲学ばかりではなく「私」と「ぼく」のユーモアのあるかけあいもあるため、楽しく読めた。
    内容は、哲学でよく取り上げられる問題を広く扱っている。認識、実在、意図や時間についてなど。
    考えて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月22日

    哲学をするということは自問自答を繰り返すこと。それを著者が実際にやってみせてくれる本。
    素朴な疑問から始まって、議論が右往左往したり、そのあげく振り出しに戻ったり。答えを導き出すのではなく、まさにこの考える過程こそが哲学をするということ!
    この本を読んでも、謎は解けるどころか深まるばかり。常に頭を使...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月28日

    うーん、頭おかしくなりそう笑

    社会、人間の営みがあるからそこに哲学が生まれるのだろう。

    枯れ葉が舞い落ちかのは枯れ葉の意志なのかそうでないのか、ぶっちゃけ枯れ葉自身は人がどう考えようがどっちでもいいのかもしれない。
    そう考えると哲学は自分らしさを問うための学問でもあるよーな。

    久々に哲学した。

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