ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
自分のこと、社会のこと、国のこと、世界のこと……、考えなくてはいけないのに、考えようとすると、どう考えたらいいかわからなくなって、前に進めない。考えあぐねてしまう。――こんな時代だからこそ、哲学者は、しかつめらしい言葉を使わずにこの本を書きました。人生で一番大切なものは何か、どうして自殺をしてはいけないのか、など、むずかしいけど、私たちが気になって仕方ない問題からも逃げずに、向き合います。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
接続詞の大事さ、不要さ、の話。俳句には接続詞ないでしょ!との投げかけ。ホントそうだ、場所を踏まえて活用していかねば。
野矢茂樹の文章が好きなので読んだ。理路整然としていて読みやすく、語りかける相手を意識した表現のやわらかさがある。 前半は西日本新聞掲載の短いエッセイ。後半はそれより少し長いエッセイを集めたものである。 「論理的に書くこと」という文章では論理的に書くためには相手を意識する。つまり、その話をしたい相手が...続きを読むいて、その相手からの問いかけに答えるように書いていくことが大切だと言っている。これは野矢茂樹の文章を読んでいればうなづけることだろう。 また、哲学の師である大森荘蔵の授業についての話はとても刺激的だ。
特に以下の一文が刺さった。 共に喜べる人になりたい。 === ほめるものはほめられるものよりも優位に立つ。だからほめられたいと思う気持ちは、自分より優位のものを求めることにつながる。 子供は大人たちを出し抜き、追い越していかなければならないのに、ほめられようとして上目づかいになり、ほめてくれる...続きを読む人に自ら進んで隷属しようとする。 ほめて育てようとする人たちは、おそらく無自覚のうちに、そうして子供を支配しようとしている。 では、どうすればいいのか。ほめるのではなく、共に喜ぶこと。何かがうまくできたなら、一緒に喜んで、子供が感じている喜びを増幅する。そうして、その子が自分の内側から感じる喜びを引き出してあげるのだ。
なんだかあまりにもやさしい文章なので、手加減されてるなって悔しい気持ちになる。で、わたしだってもっとムズカシイことを考えられるよって、さびついてた脳みそが動きはじめる。 ほら、野矢さんの思うつぼだ。
所在:展示架 請求記号:104/N97 資料ID:11501501 選書担当:ハー 思考している時は行動が停止しており、行動している時は思考が停止している。だが、どちらの時間も重要である。
野矢先生相変わらず素晴らしい。哲学界隈としてこういうスタイルがどうかというのは知らんけど、文章読むの好き。
おもしろかったー。論理が必要なのは、完璧な調和のもとに生きてないから。ポリフォニーのあまたの声をきくこと。本を読んで、人と議論して、自分で考えて、調べたり考えたりしたことを書く。
哲学のエッセイ。野矢さんの文体がとても心地よく染み込んでくる。 禅宗の「本来無一物」「衆生本来仏なり」はよいですね。足し算ばかり求める世の中で、引き算を考えてみると、生きる価値も見えてくると感じました。 やたら成長を求める風潮のなかで、立ち止まって考え、モヤモヤを飼い慣らすというのも素敵でした。
新聞に連載されていたエッセイと、雑誌などの媒体に掲載された少し長めのエッセイとで構成されていて、前半の新聞連載の部分はさらっと読める。哲学者が普段着で語ると帯に記されていたように、なんとも可愛らしいエッセイだった。読み進めるうちに、野矢先生がなぜ「大人のための国語ゼミ」を後に出版したのかがよく分かる...続きを読むエッセイも登場する。 後半の方が読み応えがあり、哲学者の本領発揮といった感じがして、わたしは好きだった。
論理トレーニングの人の本ですが、これ同じ人なの?!?!って思うくらい、軽くてさらっと読める本です。野茂さん可愛い。実物もきっと可愛らしいおじさまなんだろうなぁ…。哲学哲学した話を期待して読むとちょっと違うかなとなるかもしれませんが、日本語も綺麗だし、嫌味もないし、さらっと読めるし、娯楽本として良い本...続きを読むだと思います。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
哲学な日々 考えさせない時代に抗して
新刊情報をお知らせします。
野矢茂樹
フォロー機能について
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
「ロンリ」の授業
試し読み
語りえぬものを語る
言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学
言語哲学がはじまる
心という難問 空間・身体・意味
再発見 日本の哲学 大森荘蔵 哲学の見本
それゆけ! 論理さん【大人のための学習マンガ】
哲学の謎
「野矢茂樹」のこれもおすすめ一覧へ
▲哲学な日々 考えさせない時代に抗して ページトップヘ