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「ときどき、『日本はやがて中国や韓国に追い越される』『ギリシャのように財政破綻する』と真顔で語っている人がいる。それを見て、『この人たちはいったい何を議論しているのだろうか』と思う。そういう人たちは、新聞に書いてあることをしゃべっているだけで、自分の意見は何もいわない。それなら家に帰って新聞を読んでいればいいのであって、わざわざ他人と話す必要はない」(本書第一章より)。なぜみんな、新聞と同じ意見なのか。それは「思考法」を知らないからだ、と著者は記す。「データや証拠がすべて」と信じている学者や、物事を「絞り込む」タイプの人は、過去の分析はできても、将来起きることや未体験の事態に対応できない。東日本大震災に対する東京電力や政府の有様は、まさにそれであった。反対に「拡散思考」で物事を考えることにより、私たちはもっと広い可能性、斬新な選択肢を得ることができる。あなたのビジネス、人生の幅を広げる一冊。
...続きを読むPosted by ブクログ 2013年07月07日
新たに書き下ろされたものではなく、これまで書き続けてきたものの中で不採用になっていたものが再発掘されて一冊の本になったようです。
かといって、没ネタの寄せ集めというようなつまらないものではなく、十分に刺激的で面白い。
日下さんの話はいつも、奇想天外だったり奇抜だけど、これまで誰も思いもよらなかった盲...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月15日
ビジネスにしても私生活にしても、自分の軸となる「考え方」を明確にすることが重要ですが、それをどのように構築すべきかについて解説している本は私の読む範囲内では少なく、日下氏の著作にはお世話になっています。
日下氏の本は私が社会人になった20年以上前から読んでいますが、いまだに「切れ」は衰えるどころか...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月29日
・お金を撒けば景気が良くなるというケインズの提唱は、「中流」の国民が多い場合にしかなりたたないのではないか。
・これまでで最も反応がよかった政治家は、小渕恵三さんである。小渕さんは「いま聞いたことは、必ず全部やってみせます。じつは日本の首相は、法律上たいへんな『独裁者』で、アメリカの大統領よりも権...続きを読む
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