アラスカ物語

アラスカ物語

小説・文芸
880円 (税込)

4pt

明治元年、宮城県石巻町に生れた安田恭輔は15歳で両親を失う。外国航路の見習船員となり、やがてアラスカのポイントバローに留まった彼はエスキモーの女性と結婚してアラスカ社会に融けこんでいく。食糧不足や疫病の流行で滅亡に瀕したエスキモーの一族を救出して、アラスカのモーゼと仰がれ、90歳で生涯を閉じるまで日本に帰ることのなかったフランク安田の波瀾の生涯を描く。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    アラスカ物語
  • タイトルID
    :
    207490
  • 電子版発売日
    :
    2013年05月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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アラスカ物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読点の打ち方などのちょっとした違和感はあったが、ストーリー自体が面白く、夢中になって読んだ。主人公の意志や精神の強さと、崇高な自己奉仕精神に圧倒された。

    0
    2026年05月02日

    Posted by ブクログ

    いやー、感動した。過去1年で読んだ本で一番良かったかもしれない。
    明治時代に東北の名家に生まれ、アラスカに渡ってエスキモーたちを率いたフランク安田の人生を取材し、それをもとに書かれた、ノンフィクションに近い小説である。
    フランク安田は身動きできなくなった船の助けを呼ぶために一人何十マイルの旅に出て、たまたまエスキモーに助けられた。それをきっかけにエスキモーたちと暮らしていくことになる。エスキモーは鯨やアザラシなどを獲って生きている。白人たちの乱獲で海獣がいなくなり村は飢餓に襲われ、疫病もあり絶滅しそうになった。村人を助けるべく、また旅に出て、インディアンに会い、ゴールドラッシュに乗じてエスキモーたちを移住させる。
    過酷な環境での生活や人種差別を乗り越えながらも、エスキモーの妻とともに現地に根付き、エスキモーの生活基盤を整えて、村づくりをした彼の生き様に頭が下がる思いだ。フランク安田は実在した人で、著者の新田次郎はアラスカや安田の生家に取材に行き本書を書き上げたとあとがきにある。この取材が昭和40年代で、安田氏の子孫に直接話を聞けたようだ。著者の使命感を感じる。
    生涯日本に帰ることはなかったようだが、彼の故郷を思う気持ちを想像して胸が痛む。こういう人がいたことを知れて良かった。

    0
    2026年04月30日

    Posted by ブクログ

    フランク安田の人間性やエスキモーの文化など、とても面白かった。もう一回読みたいくらい。浅田さんの文体もシンプルで表現が正確で好きだった。

    0
    2026年01月12日

    Posted by ブクログ

    宮城の裕福な家庭に生まれながら、家庭の事情で不遇な生活を送ることとなり、一念発起して渡米した安田恭輔。北極警備の船員として生活の糧を得るが、人種差別にあい、遭難しかけた船から追い出されるように救助に向かう。奇跡的に救助は成功するが、船には戻らず、現地のエスキモーと生活することを選択する。その後は、エスキモーの1人として、頑なに部族に貢献し、絶滅しかけた一族を内部へ移住させることに成功し、エスキモーのモーゼと称される。日本人でこれほど現地に影響を与えた人はいないと思えるほどだが、ほとんど知られていないのは残念。旅行記というには重たい物語だが、カナダや北極圏に旅したくなる一冊。

    0
    2025年10月28日

    Posted by ブクログ

    学生時代に読んで面白いと思いました。明治時代にアラスカに密航し、波乱にとんだ人生を歩んだフランク安田という人物を中心に描いたノンフィクションです。有名な人ではないですが、昔の日本人の逞しさを感じました。

    0
    2025年04月04日

    Posted by ブクログ

    こんな人がいることを知らなかった。
    人間として、こんなことをやり遂げる方が日本人でいたのかと感服しました。最期、長命で奥様におくられたのはよかった

    0
    2024年06月04日

    Posted by ブクログ

    明治の人物の逞しさには驚嘆させられます!
    フランク安田さん、同じ日本人としてとても誇らしく思いました。

    0
    2024年02月05日

    Posted by ブクログ

    時代が違うという大前提はあるけど、主人公の体験に比べたら、自分の思い悩んでることなんてちっぽけなことだなと思えた。大自然の描写がすばらしい。

    0
    2023年01月05日

    Posted by ブクログ

    ジャパニーズ・モーゼと讃えられ、
    全滅寸前だったエスキモー達を救ったフランク安田。
    「世界ナゼそこに日本人」のテレビ番組が当時にもあれば、
    間違いなく高視聴率とれるネタであろう。
    世界がどんどん発展していく中で、
    白人社会が作り出した外部環境の変化に翻弄され、
    生き場を失っていくエスキモー達。
    迷惑なほどにリーダーに担ぎ上げられるフランク安田、
    文化の違う世界で、
    誰も見捨てることなく、
    エスキモーの方々に寄り添って生きる姿、
    エスキモーの嫁さんとの愛に涙します。

    0
    2022年03月15日

    Posted by ブクログ

    米国沿岸警備船のキャビンボーイとして渡米し、海獣の乱獲によって飢餓に瀕していた海岸エスキモーを率いて民族移動を達成し、ビーバー村を設立。フランク安田こと安田恭輔。東北での腕白な子供時代の安田恭輔とアラスカでジャパニーズモーゼと謳われたというフランク安田の数奇な人生を新田次郎が綴った小説。

    100年以上経ち、移動のし易さという意味で世界は小さくなったように感じるが、人の人生の奥行きも小さくなってはいないか?

    2020.3.29

    0
    2020年03月29日

アラスカ物語 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    アラスカ物語
  • タイトルID
    :
    207490
  • 電子版発売日
    :
    2013年05月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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