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Posted by ブクログ 2019年10月06日
この本の特異なところとしては、
「対話」とありながら、プラトン著作集のような人物同士の「」の応酬ではなく、
一貫してエッカーマンの視点から、エッカーマンの心情をも織り交ぜて、ゲーテと対話を行なっている点だ。
このエッカーマン自身の文章の面白さに加えて、着眼点が非常に良い。
お陰でゲーテという人物か...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月22日
「どの詩の下にも、いつ作ったかという日付を書いておくことだね。~心の状態の日記として役立つことになる。」この文章が読メを始めるきっかけになった。エッカーマンがゲーテと出会い10年間ゲーテの下で過ごした時の対話を日記形式で記録した本。目の前でゲーテが語りかけているようで貴重な本だと思う。芸術、文学、自...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月25日
貧しくて教育を受けられなかったエッカーマンが、絵画を求め、学問を求め、ついにゲーテと出会う。彼は、ゲーテの仕事を手伝うことで、さまざまなことを学んでいく。ゲーテの人柄、語った言葉、考えなどなど、素敵な言葉と豊かな感覚にあふれるゲーテに触れられる一冊。
とてもおもしろかった!ゲーテの言葉は、どれも素...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ドイツ語題名Gespreche mit Goethe in den letzten Jarens Seines Lebensのとおり、生のゲーテと親交があったエッカーマンによる、ゲーテ最後の9年のなかで交わされた対話の集大成。対話本といってもそのほとんどがゲーテの言葉から成り、ゲーテという人物の生き...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月15日
岩波文庫 ゲーテとの対話 上巻。1823年〜1827年のゲーテの言葉をまとめた本。
ゲーテの人生戦略がよくわかる。仕事にしても、人生にしても、対象を小さく絞ったり、自分を限定して他から隔離したり、一つの専門に限定し通暁したり、小さいことからコツコツやる感じ。
芸術論にも 差別戦略がよく現れて...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月13日
前々から読んでみたいと思っていたが難しそうなのでついつい敬遠しがちだったのだが、三島由紀夫のインタビューをYouTubeで見たときに「畏敬の念を抱く作家は誰ですか?」と聞かれた時にまず最初にゲーテの名前が出てきたのでそんな事もうっすら気になってついに初めて手にとって読んでみた。エッカーマンがゲーテと...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月15日
エッカーマンが9年にわたる、ゲーテとの対話の数々を蒐集し、自身が価値ありと、あるいは珍しいと思ったものを文字で書きうつしたもの。
世界的名著。
一度読むだけでは到底理解の及ばないもの、これからも読み続けなければいけないし、その価値がある本。
以下抜粋です。
...市民もまた、彼が生まれあわせた身...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月01日
エッカーマンによる晩年のゲーテの言行録。一八二三年から一八二七年まで。当時の文学に対するゲーテの見解、色彩論にはまりこむゲーテとエッカーマンの様子、ゲーテが見聞した政治的事件についての感想など、「はざま期」(コゼレック)を生きた人間による貴重な証言が豊富に詰まった作品。「いちばん合理的なのは、つねに...続きを読む
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