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Posted by ブクログ
フランス王の公妾というのはとても公的・政治的な存在で、絶大な権力をもち、
いざとなればすべての失政の咎をその身に被ることになる恐ろしい地位です。
かのマリー・アントワネットも夫に側室がいなかったのが(責任を押し付ける人もいなくて)問題だったとかいわれてます。
さて、ルイ15世の公妾ポンパドゥール侯爵夫人。
平民ブルジョワ階級からの大出世、
ファッションリーダーであり王ルイを楽しませ、百科事典を編纂、
またセーヴル王立窯、陸軍士官学校(ナポレオンの出身校)を開き、
外交的には宿敵だったオーストリアと和解・同盟して反プロイセン包囲網を敷くなど…
影の宰相として有名ですが
湯水のように国費を遣ったこと、王の愛をつなぎとめるために
乙女をあつめて娼館をつくったこと(鹿の園)・・・など
わるい伝説にも事欠かない人物です。
その一方では啓蒙思想家と親しく、彼らのパトロンであったことも。
―と、さすがにちょっと複雑な人物なのですが、漫画の合間にコラムが多数挟んであって興味深いです。
やたらと脱ぐシーンは多いのですが、すっきりした絵であまり濡場ぽくないかも。
フランス人といえば現代女性もスリムですが、
フォンテーヌブロー派のぬらりと背の高いディアナたち(王の寵姫ディアーヌ・ド・ポワティエがモデルとも)やアニエス・ソレル、今日本に来ている貴婦人と一角獣の女性(下絵はフランスで描かれたらしい)ら古の美人たちも細面のイメージですよね。あまり体が丈夫でなかったというポンパドゥール夫人も肖像画などの印象では顔はふっくらしてますがやっぱり細そう・・・。
細いのはいいけど、でもでもせっかくの愛妾だから絵にもっとお色気がほしいよ~とか思うのです。現在3巻まで。
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