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いま必要なのは、正社員の賃上げよりも、ハケン・バイト・パートの時給アップだ! アベノミクスの成否を分けるポイントとは? 生活ダメージを抑えてインフレ目標を達成する方法とは? 「景気刺激策としての賃金格差是正」、「都市部の不動産バブルを受け皿に!」、「人口の都市部集中こそ最高の成長戦略」・・・。日本の景気を回復するために、本当に必要な「三本の矢」を説く、人気エコノミストの日本経済論。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
日本の景気回復を願う人全員に本当に読んで欲しい本。安部首相にも読んで欲しいし、政策ブレーンになってほしい。自信を持って進められる本です。 筆者の吉本さんが徹底しているのは、誰でもアクセス可能な、白書等のオープンな統計データを元に議論をしていること。だからこそ説得力が高い。データの解釈の仕方がとても勉...続きを読む強になる。他の著書も含めて、吉本佳生さんには、私の経済を勉強する際のブレーンに一方的になってもらっています。
給与所得者でこのタイトルに反対する人は・・・まあいないよねw。 橘玲氏ブログからリファレンス。 タイトルは一旦置いて、では誰の賃金を上げるのか。本書では「女・小・非正規・短」がキーワードとなる賃金所得者をターゲットとしている。こうしたターゲットがマーケットとなる労働需給の充実こそ、賃金格差・少子化...続きを読む・高齢層の消費を同時に実現するとしている。 いまの日本では「年2%のインフレ率」という政策が、好むと好まざるに関わらず教育関係費を押し上げ、結果的に「子供なんて産むな、育てるな」という効果をもたらすという点、政策評価に対する新たな指標を得られました。
吉本さんの本は「スタバでは…」以来の二冊目。統計資料をバイアスを除きながら、我流に読み解いていきトンデモなく面白く、説得力ある結論にもってくる芸当はもう国宝クラスではないだろうか。本著も極めて示唆にとんだ一冊となっています。 労働問題、そして子育て世帯への懲罰的な再分配等、日本の今を知るのに最適。 ...続きを読むかなりオススメです。
アベノミクスを違った観点で再検証できる本。賃金格差、賃金デフレという切り口で、アベノミクスが本当に効くのか再考させてくれる。結論としては、一般に聞かれるアベノミクス議論では、細かい部分の説明が不足していて判断できないというところ。金融緩和が資産バブルにつながった過去事例の再現とならないことを祈るのみ...続きを読む。日本の内需は大きいことを認識させてもらったことは大きな収穫だった。
わかりやすくかつ説得力もある経済書である。 本書は2013年4月の発行だが、この内容は2016年9月現在でもいまだ賞味期限は切れていない。アベノミクス関連の経済書では稀有な存在であると思う。 データも豊富に活用されていて、最終章での主張はアベノミクス以降の日本の経済方針がどうあるべきかとも読める優れ...続きを読むた提言とも思えた。
建設業、飲食業で人手不足になって賃金上昇している現状は、いいことなのかなと思う。 筆者の現状分析が読みたくなった。
日本の賃金格差が大きい事実を克明に述べている.男・大・正・長と女・小・非・短という頭文字で表しているが、世界一格差が大きい由.景気を上げるためには賃金の上昇が不可欠だと強調している.「賃金利得が民間消費に使われる」という事実を意外に見ていない政治家が多いと述べているが、その通りだと思う.
データに基づく主張で、わかりやすく、かつ説得力があった。 使用しているデータが、各省庁の白書等、やろうと思えば、読者が確認できそうなところも気にいった。 資源価格の高騰が価格に転嫁されなかった背景など、勉強になった。 この著者の別の著作を読みたい、と思える本。
記事タイトルのとおり『日本の景気は賃金が決める』働く身としてこれはごもっともです 本の内容は単純に平均年収を上げれば景気がよくなるってことではない 「女・小・非・短」・・・女性・中小零細企業の社員・非正規雇用・短い勤続年数(若者)の待遇を改善することで景気回復をはかる内容です 低所得グループ上位2...続きを読む割の家計(生活者)は平均して可処分所得の8割強を消費に回します つまり低所得グループの賃金が上昇すれば景気回復への貢献能力が高い 高所得グループ上位2割の家計(生活者)は平均して可処分所得の7割弱しか消費に回しません つまり稼いだ所得が消費に使われずに貯めてしまう比率が相対的に高い 基本的にはこの「女・小・非・短」の是正がこの本のベースとなっています 賃金デフレを止める・・・もっと言えば所得格差の改善 賃金が「平均的に」上がり賃金格差が縮小して消費に使う比率が高い人にお金が回ることが重要です 高所得者批判などでよくある「賃金格差の拡大は公平性の問題で問題」と言ってない 著者の主張でキモとなるのは「賃金格差の拡大は不況を深刻にするから問題」や「賃金格差の縮小は不況脱出につながるから必要」ってこと この本では「分配」や「再配分」といった単語が出てこないのも好感を持てます キチンと働いた収入としての低所得者対策となっています ただここのカテゴリーとしてサービス業などがありますが賃金アップには企業努力だけでは不十分で政治的な判断が必要でしょう その部分についての具体的な方法はこの本では書かれていません 例えば所得の不平等程度を測る尺度として用いられるジニ係数を法人税率に反映するのはどうか? 完全平等なら0、完全不平等なら1の係数で企業ごとに目標(例えば81年は0.3317程度)を達成したら大幅な減税措置があるのなら企業努力ではない低所得グループの賃金アップになる 恩恵を受けるのは主に若者で年功序列によって50代以降の高齢者は賃金が横ばいか下降線となるけれど子育ても終えるであろう年代より若者にお金を回すほうが景気に貢献する 本書の主張には賛同するところはあるけれど部分的には・・・景気対策に毎月2%以上の東証REIT指数の上昇を目標にする・・・などのトンデモ話もあります もちろんこれには大反対です・・・(笑) 他にもコンパクトシティ(集住)の話など実現が困難なテーマもありますが『日本の景気は賃金が決める』という根幹の部分は読む価値が大いにあります でもまぁ・・・日本人が貯蓄に向かう理由の大半は「年金に対する不信感」なのでここを解決しないと低所得者がお金を手にしても将来に向けて貯蓄に向かうかもしれません
白書のデータを中心にアベノミクスや過去の金融政策を読み解く本。経済理論で善悪を語った本よりも偏りが少なく、方向性も示されているので、現実味があるかもしれない。賃金格差を減らすための賃金上昇が最重要だということ
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