日本の景気は賃金が決める

日本の景気は賃金が決める

990円 (税込)

4pt

いま必要なのは、正社員の賃上げよりも、ハケン・バイト・パートの時給アップだ! アベノミクスの成否を分けるポイントとは? 生活ダメージを抑えてインフレ目標を達成する方法とは? 「景気刺激策としての賃金格差是正」、「都市部の不動産バブルを受け皿に!」、「人口の都市部集中こそ最高の成長戦略」・・・。日本の景気を回復するために、本当に必要な「三本の矢」を説く、人気エコノミストの日本経済論。(講談社現代新書)

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日本の景気は賃金が決める のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年12月14日

    日本の景気回復を願う人全員に本当に読んで欲しい本。安部首相にも読んで欲しいし、政策ブレーンになってほしい。自信を持って進められる本です。
    筆者の吉本さんが徹底しているのは、誰でもアクセス可能な、白書等のオープンな統計データを元に議論をしていること。だからこそ説得力が高い。データの解釈の仕方がとても勉...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月17日

    給与所得者でこのタイトルに反対する人は・・・まあいないよねw。
    橘玲氏ブログからリファレンス。

    タイトルは一旦置いて、では誰の賃金を上げるのか。本書では「女・小・非正規・短」がキーワードとなる賃金所得者をターゲットとしている。こうしたターゲットがマーケットとなる労働需給の充実こそ、賃金格差・少子化...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月11日

    吉本さんの本は「スタバでは…」以来の二冊目。統計資料をバイアスを除きながら、我流に読み解いていきトンデモなく面白く、説得力ある結論にもってくる芸当はもう国宝クラスではないだろうか。本著も極めて示唆にとんだ一冊となっています。
    労働問題、そして子育て世帯への懲罰的な再分配等、日本の今を知るのに最適。
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    Posted by ブクログ 2018年11月12日

    アベノミクスを違った観点で再検証できる本。賃金格差、賃金デフレという切り口で、アベノミクスが本当に効くのか再考させてくれる。結論としては、一般に聞かれるアベノミクス議論では、細かい部分の説明が不足していて判断できないというところ。金融緩和が資産バブルにつながった過去事例の再現とならないことを祈るのみ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年09月15日

    わかりやすくかつ説得力もある経済書である。
    本書は2013年4月の発行だが、この内容は2016年9月現在でもいまだ賞味期限は切れていない。アベノミクス関連の経済書では稀有な存在であると思う。
    データも豊富に活用されていて、最終章での主張はアベノミクス以降の日本の経済方針がどうあるべきかとも読める優れ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月28日

    建設業、飲食業で人手不足になって賃金上昇している現状は、いいことなのかなと思う。
    筆者の現状分析が読みたくなった。

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    Posted by ブクログ 2013年12月20日

    日本の賃金格差が大きい事実を克明に述べている.男・大・正・長と女・小・非・短という頭文字で表しているが、世界一格差が大きい由.景気を上げるためには賃金の上昇が不可欠だと強調している.「賃金利得が民間消費に使われる」という事実を意外に見ていない政治家が多いと述べているが、その通りだと思う.

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    Posted by ブクログ 2013年11月02日

    データに基づく主張で、わかりやすく、かつ説得力があった。
    使用しているデータが、各省庁の白書等、やろうと思えば、読者が確認できそうなところも気にいった。
    資源価格の高騰が価格に転嫁されなかった背景など、勉強になった。

    この著者の別の著作を読みたい、と思える本。

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    Posted by ブクログ 2013年07月19日

    記事タイトルのとおり『日本の景気は賃金が決める』働く身としてこれはごもっともです
    本の内容は単純に平均年収を上げれば景気がよくなるってことではない
    「女・小・非・短」・・・女性・中小零細企業の社員・非正規雇用・短い勤続年数(若者)の待遇を改善することで景気回復をはかる内容です

    低所得グループ上位2...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月03日

    白書のデータを中心にアベノミクスや過去の金融政策を読み解く本。経済理論で善悪を語った本よりも偏りが少なく、方向性も示されているので、現実味があるかもしれない。賃金格差を減らすための賃金上昇が最重要だということ

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