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言葉は伝える技術である。言葉の送り手が言葉の受け手を、自分の望む方向に動かすための技術である。それを叶える方法は、送り手が受け手の言って欲しいことを言ってあげることだ。すべてを決めるのは受け手だからである。では、受け手を上手に動かすために、何と何と何をやればよいのか。広告コミュニケーションの第一人者がその答えを明快に示す。
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Posted by ブクログ
伝えるってこんなに難しいとは思わなかった。 読んだあと、しばらくは誰かと話す時言葉に詰まってしまう。 「この言葉でいいのか?」 「私が伝えたいことが今から出す言葉で伝わるのか?」 って不安になった。 けど、ライターなら読むべき。 個人的には、読んですごくよかったし、 読まないまま言葉を使い続けてい...続きを読むるほうが怖い。 個人的には!!!(強調) 内容を思い出したくなったら買う。
「言葉」を人に伝え何らかの行動を起こさせたい、起こすべくして「言葉」を考える本。(ほんとうに伝わるってこうゆうことなのさ!) その「言葉」で行動を起こさせる!過程を例えを取り入れて、啓発本あるあるな難解な言葉を使わず(くだけて)書いてあるので読みやすい。著者に親しみがわいてくる。
軽快に読む事ができました。日頃あまり考えずに使っている「言葉」ですが、色んな気付きが散りばめられてます。
「言葉」の送り手と受け手の間にある、「言葉の技術」に書かれた本です。 Twitter や Facebook で だれもが「言葉」の送り手になれる時代に、つぶやくことができない自分は、おかしいのかなぁ?て感じてたので読みました。 わたしと同じように、つぶやけない人は読んでください。
言葉は伝える技術である 言葉の送り手が言葉の受け手を、自分の望む方向へ動かすための技術である 言葉が伝わるためには、送り手と受け手の間で、その言葉の特定する意味が共有されていなければならない 送り手の言葉は約束である 「赤」の意味を特定して「赤」以外の何者でもないと約束すること 個々の言葉の総...続きを読む体としてのメッセージの約束 カラ言葉 言葉の音化 送り手の言葉は、発されたとたん、すでに受け手のものである 送り手の言葉を提案ととらえるならば、その成否のすべては受け手が決定すること 言葉が伝わらないのであれば、その伝わらない原因の発生した地点に遡ればいい 受け手の言って欲しいことを言ってあげる 言葉によるベネフィットの約束 認知→理解→評価 ベネフィット 受け手になるとトクをすること 私の言うこと、書くことを無視しない方がいい。理解したほうがいい。あたたにとって、有用なメッセージを送っているのだ ベネフィットとは、ある事実を受け手がベネフィットだと感じればベネフィット 受け手の「状況」でベネフィットは決まる ベネフィットになるかならないかは、受け手の「その人、その場、その時」の状況による もし自分が受け手だったらと考えると良い 受け手の尺度を自分の尺度のように持つ プレゼン ①主観に左右される言葉は使わない ②受け手の判断の尺度をあらかじめ明確にする 何を持って成否を測る尺度にするのかをあらかじめクライアントに聞いておく ③受け手と同じ言葉を使う ④受け手の状況を把握して、ベネフィットを提案する 言葉を伝えようとするならば ①まず受け手の状況を的確に把握して ②自分が受け手だったらと考えることによって受け手の尺度を共有して ③自分に約束するように受け手のベネフィットを約束する 共有エリア ①図らずともそもそも共有していること(政治家は信用ならない、飼い犬が死ぬと悲しい..) ②受け手の状況は直接自分の問題ではないが、想像力によって推定できそうなこと(好きな球団が負けると次の日不機嫌だ、若い異性にちやほやされると悪い気はしない..) ③どうやっても正確な共有の叶わないこと(戦時下の国に住む子供の心の傷、弥生時代の恋愛..) その共有エリアに立ち、「自分が自分の言葉の受け手だったら」と想像してみる。送り手は受け手に等しい、つまりすでに受け手の尺度を自分の尺度として持っているので、何を言ってもらうと嬉しいか、何を言われると嫌か、自分の言葉に関して正確な判断をすることができる 自分の言って欲しいこと 受け手の言って欲しいことを知るには、受け手の状況と自分の状況の共有エリアを自分の中に発見し、そこで受け手の尺度を自分の尺度として持つことだ。そうすれば、自分の言って欲しいこと=受け手の言って欲しいことになる 受け手の言って欲しいように言ってあげる が広告の「どう言うか」 「どう言うか」は「もうちょっと他に言いようなあるんじゃないの」の「言いよう」のこと 言葉は発したとたんに、否応なしに送り手と受け手をつくる 言葉を発した本人は図らずとも送り手になっている 送り手は受け手に、言葉を伝えようとする その言葉によって受け手を自分の望ましい方向へ動かそうとする 受け手を動かそうとする言葉は、提案と考えることもできる 言葉は約束である。送り手は受け手に、限定的に意味を伝える 送り手は言葉の約束を提案して、それを条件に受け手を動かそうとする、と考えることもできる 提案ならば約束は正確にすることが求められ。それを違えれば嘘つきと呼ばれる そして提案の内容いかんで、受け手は動いたり動かなかったりする それでも受け手を望む方向へ動かそうとするならば、受け手の言って欲しいことを言ってあげることが必要とされる それでもやはりすべてを決定するのは、受け手である その言葉のメカニズムを効果的に発揮させる作業が以下のもの 受け手の状況を知ることその状況から、受け手がその時何が不足だと感じているか、を判断すること そのために、受け手の状況と自分の共有エリアを発見すること その共有エリアに立ち、「自分だったら」何が不足か?ゆえに何を言って欲しいか?と考えること つまり、受け手の尺度を自分の尺度として考えること その尺度に沿って「自分の言って欲しいこと」=「受け手の言って欲しいこと」は何か?を選び出すこと そして、それを言葉で明確に約束すること さらにそれを時と場合に応じて、伝わりやすくする工夫が必要になってくる 「何を言うか」を伝えるだけでは不足があれば、それを「どう言うか」を考えること それを見極める手段もやはり「自分だったら」の視点である
送り手、受け手、送り手、受け手…。 今までこの関係性をここまで考え続けたこともなかった。 「受け手に対して、自分の言葉は伝わっていない気がする」 どうしたらいいんだろうと漠然と感じていた。 山本さんの文章は、言葉の技術を270頁の中で反復して教えてくれた。 「受け手との共有エリアを見つけるため...続きを読むに、受け手の状況を知ること」 自分が受け手なら、どうしたいか考えて「言って欲しいこと」を伝える。 この本を読まなければ気づかなかった大事なことだ。 山本さんは尺度という言葉を使っていたが、自分は「受け手が対岸にいるなら、受け手の岸まで行ってここからの景色はどう見えるのかな?と見渡すイメージ」を持った。 確かに面倒くさい。 でも、周りの人とコミュニケーションして生きていくにあたって必ず身に付けたいこと。 会話の中で考えると、まだスラスラと言葉が出てくる自信がないが、まずはメールや引き継ぎメモなど、文章を書く際に意識して技術を習得していこう。 あと、資生堂やトヨタなどの広告コピーをこしらえたときには技術をこう使ったというコピーライターならではのお話や、悪いことをカッコ悪く言おう(ドラッグ→アホ薬)というお話も面白かった(あ、曖昧でごめんなさい)。
受け手の状況の共有エリアに立つことができれば、ぼくはあなただ、とも言える どう言うか、は もうちょっと、他に言いようがあるんじゃな いの、の言いよう、である。 近道はないのだ。 いつもいつも受け手に何とか伝えようと模索する作業しかないのだ。 言葉は伝える技術である。 受け手の尺度を自分の尺度...続きを読むとして考えること。 何を言うか、どう言うか。
言葉は受け手に伝わらなきゃ何の意味ももたない。そんな当たり前のことを繰り返し述べるのは、僕も含めてほとんどの人が忘れてしまっているからだと思いました。軽妙な文章は、いろんな評価もあるでしょうが、個人的には好きです。
「受け手がどう感じたかがすべて」うーん、とても考えさせられました。言葉をきちんと選んで、伝えよるよう心がけます。
謝辞まで含めて270ページある本だけど、要はこういうことを言いたいんでしょ?というのをまとめたら、たぶん3ページぐらいで終わる本。とにかく著者が考える「言葉の持つ力と、それを伝えるために必要なこと」を、手を変え品を変え、ページをとことん費やして何度も何度も繰り返してる、という感じ。そういう意味で、序...続きを読む論とまとめさえ読んでしまえば真ん中の9割ぐらいはズドーンとすっ飛ばしてしまっても、この本の要点は掴める。 ただ、190ページあたりから出ている、著者なりのプレゼンルールはそれなりに面白かった。仕事に完璧に反映させることは難しいだろうけど、参考にすべき点はあり。 それと、終盤の「頑張れ、では頑張れない」は、常々自分が思っていたことと完璧に符合したので、そこは面白かったかな。 口語での文章はサクサク読めるけど、その割にカッコ書きで自分の気持ちや文章の真意を追加してる場所が異様に多くて、それがちょっと読みにくい。もしかしたら、これも広告業界としては「立ち止まってもらってしっかり読んでもらう」とか、そんな裏の意図があるのかも知れんけど、自分にとってはただただ単純に読書の流れを妨げられただけでした。 本そのものの中身の重さだけで考えると☆はせいぜい3つなんだけど、こんだけのページ数をよくもこの主張のためだけに費やした、という、ある意味での敬意と、随所に散りばめられた政治家への苦言暴言が、個人的にはやっちゃえやっちゃえだったので、☆は1つ増やしました。
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