彗星物語

彗星物語

691円 (税込)

3pt

城田家にハンガリーから留学生がやってきた。3世帯の家族、総勢13人と犬1匹。ただでさえ騒動続きの大家族に、あらたな波瀾が巻きおこる。異文化へのとまどい、世代のギャップ、肉親ゆえの愛憎。泣き、笑い、時に激しく衝突しながら、家族一人ひとりは、それぞれの生の新しい手がかりを得る。そして別れ──。人と人の絆とは何かを問う、家族の感動物語。

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彗星物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年10月25日

    14人家族ってだけで登場人物十分多過ぎなのに、各人のキャラが立っていて、作中別段大きな事件が起きるわけではないけれど、笑ったり、そして、最後は嗚咽するくらい泣いてしまった。
    読み終えたあと、家族写真を撮りたくなった。

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    Posted by ブクログ 2020年07月22日

    ゆるーい、よくありそうな家族のお話。
    愛に溢れた、あったかい家族のお話。
    人と人の繋がりの大切さ
    忖度感情なく、見返りを求めない無償の愛。
    家族だからこそ、できるものだと思った。
    心あったまりました

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    Posted by ブクログ 2017年10月31日

    クスッ(笑)とウルッ(涙)が交互にやって来る忙しい(いい意味で☆)物語。素晴らしい本に出会えました。

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    Posted by ブクログ 2017年03月24日

    良かったー。
    晋太郎、恭太、ボラージュ、真由美、紀代美に敦子、福造。忘れてならないのが自分のことを犬だと思っていないフック。なんてキャラが個性的でそれぞれが魅力的なのだろうか。
    家族でさえも暮らしていると、些細な行き違いやうっとーしーと思うことが多々あるのに、ハンガリーの留学生を迎え、城田家の面々が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年07月09日

    関西弁が心地よく、敦子お母さんの目線で書かれているけれど、子供たちの気持ちも手に取るようにわかって泣けました。それぞれのキャラクターの設定がしっかりしているからだと思います。

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    Posted by ブクログ 2015年03月29日

    所々現代に合わない感覚はあるけれど、約20年も前に書かれた本とは思えない。普遍性をもつというか、現代でも普通に楽しく読めるってのがすごいと思う。

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    Posted by ブクログ 2014年12月19日

    ハンガリー留学生、ボラージュの
    家族に与える影響力のすごさ。

    文化や言語の違い、そして
    背負ってるものの違い。

    好きな文がいくつか。
    *心の手抜きはしたらあかん
    *その橋は、まこと、ながかりきと
    旅終わりては、人にも告げなむ。
    (津村伸夫)
    *さぁ、これからや。
    *そのたった一つの事実の前で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月01日

    様々な問題や悩みをかかえた日本の大家族が、ハンガリーからの留学生(ポラーニ・ボラージュ:通称ボラ助)を迎え入れ、卒業するまでの3年の間に起こる泣き笑いを丁寧に描いている。

    お国柄や性格の違いから小さな衝突を繰り返しながらも、結局うまくおさまり、ボラ助の不思議な魅力で何事も(突拍子もないが)良い方向...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月18日

    ハンガリーからの留学生ボラージュが、総勢13人の大家族である城田家で3年間暮らす話。
    時代は少し昔なんだろうね、城田家は家族の繋がりが良い意味でも悪い意味でも強い、典型的な日本の家庭。
    13人も家族が入れば問題も山積みだ。その上に留学生が来たらそれはもう。
    色んな価値観があるし、対立は絶えない。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月17日

    兵庫県伊丹市を舞台に大家族+居候の外国人留学生+犬一匹が繰り広げる人間模様を描いた小説です。
    母と息子の視点から描かれており、冒頭から中盤まではくすりと笑ってしまう文章が多く、外で読むには危険と言わざるを得ません。
    では終盤は大丈夫かと言えば、さにあらず。
    今度は思わず涙するストーリー展開が待ち構え...続きを読む

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