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鉄道好きとして名高い著者が、今回取り上げたのは「地下鉄」! 張り巡らされた地下鉄路線を使って、東京中の名所を余すところなくまわってきました。上野の国際子ども図書館、護国寺の鳩山会館、大手町の逓信総合博物館、白山の小石川植物園など、訪れたスポットは50以上。なかには東京生まれ、東京育ちの著者をして、初めて行ったと言わしめる隠れ名所も……。駅近辺の美味しいもの情報も満載です。片手に携えて地下鉄に乗りたくなる、新・東京ガイドをお楽しみください。
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Posted by ブクログ
東京の地下鉄を舞台にした紀行。一日で地下鉄全線完乗を成し遂げた著者だが、駅を降り立ち周辺を散策するということは、これもまた大変な時間を要することだ。あとがきで書かれている「さりげなく駅から出て、自然に町に馴染む」という文を読み、大学サッカーリーグで都営三田線・本蓮沼から西が丘サッカー場へ審判に行った...続きを読む時のことを思い出した。都営新宿線の項では昔の地名を残す新宿を歩きたくなった。
「女子と鉄道」等々、女子鉄としての存在感を俄然増しつつある酒井順子氏の、地下鉄探訪本。 …という内容を想像して買ってみたのですが、実態としては東京各地の街歩き記というか、隠れスポット紹介的なエッセイ集でした。酒井さんの著作としてはこれでいいのでしょうが、タイトルや装丁に若干騙された感も否定はできま...続きを読むせん。 広い東京にはまだまだ知らない場所がいっぱいあるもので、一章、もとい一駅毎に新たな発見をしたような気分になれました。早速有楽町の交通会館に行ってみましたが、著作通りのバラエティ豊かなテナント群に、くらくらさせられました。 筆致が淡々かつパターン化しているきらいもあるため、じっくり読むには若干物足りないですが、コーヒー片手に東京の片隅に思いをはせる、そんな時間の過ごし方も優雅なのかもしれません。
ずーーーっと1年くらい、いつでも読めるような場所に置いておいた。 でも借りた本とか読んでたら、後回しにしてしまってやっと読みました。 東京に住んでいた頃が凄く懐かしい今日この頃。 こういう本を読んで都会を感じるのです。 小石川植物園、大好きな場所でした。
タイトルは「地下足袋」のモジリなんでしょうかね? 地域的によく利用しますが、地下鉄系のエッセイって余り見ない気がするので手に取ってみました。 各駅で地上を散策することは余り無いので実態感は共有できませんでしたが、「ああ、そんなモノがあったんだ」と思わされたり、駅のイメージは掴めることも多く、まさにち...続きを読むょっとした地下旅気分を味わえました。 東京以外の地下鉄にも乗ってくれていたのは嬉しかった。 やっぱり地域の違いってありますね。 地下鉄は生活に近い場に何気なくポッコリと駅があったりするので、ギャップが大きいのが楽しいですね。
都心に住んでいる身としては、東京都内への小旅行も楽しそうだなと思わせる本だった。 その小旅行を地下鉄で行くというのが面白い。 面白そうな地域が、地下鉄の駅からすぐにあるというのも新しい発見だった。 また、地下鉄が走っているのは、全国的にみても、札幌、仙台、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡などの限...続きを読むられた都市にしか、独立した公営の地下鉄がないというのもなるほどと思った。 地方都市の地下鉄を乗ってみたいと思うのとともに、東京の地下鉄は便利である反面、路線が多すぎて逆に使いにくいのかなとも思った。 選択肢や情報が多すぎると迷ったりしてしまい、逆の意味で情報弱者になってしまうのと同じで、路線が多すぎて失ってしまっているものもあるんじゃないかなと想像してみた。
最近の酒井氏の著作は鉄道関連のものが多いですね…といっても別に鉄オタといった感じではなくてまあ、にわかオタみたいな立ち位置らしいのですが…。 ヽ(・ω・)/ズコー 僕も色々な路線を利用したいナー、などと漠然と思ってはいるんですけれども、行動に移さない人間でして、そういった人間からしてみれば本書...続きを読むは非常に役に立つ書、でした! ヽ(・ω・)/ズコー ただ酒井氏と違って自分は全然地下鉄に思い出みたいなものはないのですが…それはこれから作ればイイじゃん! ってなわけで僕も近々地下鉄デビューしたいですね…なんでも酒井氏曰く、地下鉄に乗っている時は読書が捗るみたいなので…行くっきゃないっす! といった気持ちにさしてくれる本でした。おしまい。 ヽ(・ω・)/ズコー
部類の鉄道マニアでもある酒井順子さんによる東京地下鉄紀行+α。私も地下鉄は大好き。木のエスカレーターで延々と地下に潜って行ったロンドンの地下鉄や、ルーブル駅は別格としても、いずれもシャレた装飾のパリの地下鉄。ローマやミラノはあまりパッとしないが、その代わりにトラムがいい。さて、東京の地下鉄だが、私も...続きを読む全線を完乗し、全駅に降り立ってみたい。いずれは、と思うのだが。今回、この本を読んでみて、私には新宿線が一番馴染みがない。そして、まだ降りたことがなく、是非にと思ったのが南千住。目当てはもちろん「尾花」の鰻だ。
東京メトロ・都営地下鉄の部分は、地下鉄そのものの描写は少なく、地下鉄で行ける街のことをえがいています。番外編としてついていた全国&海外の地下鉄、のほうは、密度の違い故か、地下鉄度がより高く、想像していたのはむしろ番外編のほうかなあ。著者は、中央線が通り、丸ノ内線の端っこの駅の近くで育ち、地下鉄が断然...続きを読む好きだったといいます。実は僕も少しだけその街に住んでいたことがありますが、断然中央線が好きでした。地下鉄には都心のにおいがある、といい、初心者には怖いとさえ感じる網の目だからこそ何処へでもいける安心感と、閉ざされた閉塞感と…。僕が地下鉄があまり好きではない理由が、逆にここに出ているのかな、なんて思ったり。だからこそか、「はじめに」が楽しくて。それぞれの町の紹介は、少しでも東京のことを知っているほうが、より楽しいかもしれませんね。
新聞の書評で見かけて購入。 もう少し鉄分が高いかと思ったんだけど、どちらかと言うと、“地下鉄に乗る”というよりは“地下鉄で行く”方に重点が置かれた、“ぶらり途中下車の旅”系の本だった。 読んでみたら行きたいところが増えたんだけど、乗りたい地下鉄はそんなに増えなかったのがちょっと残念。
近辺でも行ったことのない所に行くと言うことは、旅だと思う。地下鉄に乗って名所を巡るエッセイ。地下鉄の路線図も入っており、イメージしやすい。 旅でもやはり女性目線なので、感覚は少々合わないところは残念だが、著者が意外に鉄女と言うことが分かる。 本書を読んでいきたくなったところ。 逓信総合博物館 忠臣蔵...続きを読むの泉岳寺 小石川植物園
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酒井順子
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