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Posted by ブクログ 2015年07月08日
本書はお城巡りをしている方は、直ぐに読むことをお薦めします。またこれからお城巡りをする方には先ず読んでからお城巡りを、と何れにしても本書は織田信長が近世城郭〈石垣や瓦を使用したという定義とは違い、城主と家臣の館を並立的では無く、天守閣を中心とした権威を象徴する求心的な構造を持つ城と城下町〉を創築し...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月09日
重臣=有力者の連合という形態から権力の集権を進めていった信長の画期的な統一手法が、築城スタイルにも表れているという面白い視点。他の信長の施策も合理的で画期的だったのが分かり(寺院権力を滅ぼし交通権益を奪取するなど)、信長の革新性と実行力に感嘆。
小牧山城の山麓館の庭園、岐阜城山麓の絶壁に沿って作ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月11日
信長の生涯に渡り、築城してきた城の変遷について記されています。
信長が愛知の勝幡城で生まれたとする説を採用し、その後、那古野城、清州城、小牧山城、そして安土城へと移り変わっていく中で、城と信長との関わり。そして、家臣団との関係の変化といったものが読みとれました。
初期の頃は、家臣団と信長との関係...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月11日
信長の本はどうしても読みたくなります。この本は、信長の生まれた勝幡城から、那古野城、清須城、小牧山城、岐阜城そして安土城を扱います。小牧山城から稲葉山城(岐阜城)を見て見たくなります。
俗説を排する論理も説得力があります。「フロイスの『日本史』によると、摠見寺は信長が自分自身を神として拝礼させるため...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月13日
すごく、ちゃんとした本です。信長が天下統一の進行・権力の集中とともに、築城・城下町作りの考え方も深化させて行ったことを丹念に証し立てて行く労作です。こちらが勝手に、もっとエキサイティングな内容を期待していたために高評価にはなりませんでした。でも、小牧山城や、岐阜城、安土城等の遺跡を訪ねてみたくなりま...続きを読む
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