恋

748円 (税込)

3pt

※こちらの作品は、Android端末と、他のOS端末の間でしおり同期ができません。

〔直木賞受賞作〕連合赤軍が浅間山荘事件を起こし、日本国中を震撼させた一九七二年冬。当時学生だった矢野布美子は、大学助教授の片瀬信太郎と妻の雛子の優雅で奔放な魅力に心奪われ、かれら二人との倒錯した恋にのめりこんでいた。だが幸福な三角関係も崩壊する時が訪れ、嫉妬と激情の果てに恐るべき事件が!?

...続きを読む

恋 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月27日

    再読です。
    著者が配偶者を亡くし、それを綴ったエッセイが話題になっていたころから著者のことがなんとなく心配で、でも、そんな辛いエッセイを読む気にはなれず、本棚に合った直木賞作品を再読することで折り合いをつけました。意味ないけどね。

    著者のことを初めて知ったのはまさにこの小説で、当時はかなりインパク...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年01月27日

    一言で言うならは、すさまじい本です。
    これほど力のある作品と出会えることは、一生のうちにそうたくさんはないだろうと思うほどです。
    作品に描かれることになるテーマもさることながら、最初から最後まで、ことごとく予想を裏切る展開が続き、特に後半は息をするのを忘れそうになります。
    情景・心理描写の生々しさも...続きを読む

    0
    購入済み

    没頭と陶酔

    2019年07月28日

    10才頃から、基本的に絶えず手放せない読者中毒です。成人してからは、立て続けに読む日々の流れが突然醒めるクセがついてしまいました。
    年に2,3か月の冷却。それを繰り返して30年になります。
    醒めてる間の手持ちぶさたな日々が退屈で、中毒状態にもどりたくであがきます。でもそれには、かなり強めに引き込まれ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年01月10日

    この本を開いて読み出したら、世界観にのめり込みすぎて、手を止めてもなかなか現実世界に戻ってくることが出来なかった。
    設定、ストーリーの細部、登場人物のひとりひとりまで愛しく感じられ、私自身この作品に『恋』をしたと言って良いくらい気に入ってしまった。
    このタイトル以上に相応しいタイトルは無い作品でしょ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月10日

    頭の中で映像が飛び切り美しく描けた本。普通の三角関係を想像して読むと大きく裏切られる。最後まで一気に読まされ、直後に幸せだった時の三人の姿を思い出させられ、涙。余韻が凄い。

    0

    Posted by ブクログ 2010年08月15日

    大学教授とその妻、そして彼のもとでアルバイトする女生徒の不思議な三角関係。それが崩れそうになった時、教授夫婦の軽井沢の別荘で彼女は猟銃で撃ってしまった。
    (再読)

    良かった。なかなか良かった。最後の手紙を読むと泣けてしまった。ミステリーだけど恋愛小説とも言っていいかも。

    0

    Posted by ブクログ 2009年12月18日

    一気読み。

    一つの事件を起こすべく
    みんなが動いていったようで
    運命ってこういうものなのかなと
    思った。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    初めて終わらないでと念じながら読んでいた本。
    懐かしい。数年ぶりに読むとあのときの興奮は
    色褪せてしまったが、今でも好きな作品だった。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    大学の助教授と若くかわいらしい妻、そして女子大生の、幸せに満ちた三角関係。しかしそんな蜜月も、一人の男の登場で、悲劇的に破滅してゆく。

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月24日

    大久保勝也

    どんな男

    ベンさんと重なる
    そんな誠実な男ではなさそうだ

    これは恋なのか
    恋とは別次元の、別世界の、
    話。

    0

恋 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハヤカワ文庫JA の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

小池真理子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す