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キリスト者としての西村久蔵の一生を克明に描いた伝記小説。
札幌の小さな牛乳販売店の長男として生まれ、札幌商業学校の教師となり、洋菓子店ニシムラ(後の西村食品工業)を創業した西村久蔵。わけへだてなく人々に大きな深い愛をもって尽くし、著者・三浦綾子にとっても心の師であった久蔵の、キリスト者としての一生を克明に描いた伝記小説。北海道銘菓「ユカたん」「レモンケーキ」などを作り上げた、初期の試行錯誤の様子も描かれている。
1981年(昭和56年)日本テレビ系列で、西村食品工業とそれに携わった人々をモデルにしたヒューマンドラマ「百円ケーキの店」を放送。聴覚障がい者のためのケーキ店を描いた。
「三浦綾子電子全集」付録として、「忘れ得ぬ人 忘れえぬ言葉」のテーマで書かれた主人公・西村久蔵についてのエッセイを収録!
Posted by ブクログ 2011年06月25日
キリスト教徒じゃありません。
でも遠藤周作の作品や、同じ作者の『塩狩峠』は大好きです。
そういえば、大学のころ、よく朝のラジオで宗教番組を聞いてました。
ま、完全に夜型過ぎなわけですが。
で、この作品は札幌のキリスト教徒西村久蔵の生涯を描いた作品です。
確かに感動的なくらいに魅力的な人柄。
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