東京アクアリウム

東京アクアリウム

523円 (税込)

2pt

3.5

夜の闇に沈むカフェ。かつて愛した男の霊を見たと親友が話しはじめ……(「東京アクアリウム」)。施設に入居する母が実家で過ごす最後の夜(「猫別れ」)。最終の新幹線で会いに行く、父に似たあの人に(「父の手・父の声」)。出会いと別れが日常に波紋を起こし、遠い過去の記憶が裡から静かにあふれだす。珠玉の作品集。

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東京アクアリウム のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年01月23日

    「リリー・マルレーン」「風」「二匹の子鬼」「小曲」「モッキンバードの夜」「猫別れ」「父の手、父の声」
    8篇が収録された短編集。

    小池さんの作品を読んで一番強く感じるのは、読み始めたらたちまち異空間にいる様な錯覚に囚われる事です。

    日常から急に別の世界に放り込まれた様な、色合いも空気感も別な次...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月12日

    女性ならではの嫌らしさや痛みって、いくつになっても変わらないんだな、ということを感じた短編集。
    表面上は何でもない日常生活を送っている女性の内面を見たら、こんな感じなのかな、という小説をテンポ良く読めて、楽しめた。

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    Posted by ブクログ 2017年04月20日

    この人の小説はなぜこうも読んでて苦しいのか。たぶん、絶妙な「ありそう感」によって、たやすく自分を登場人物に重ね合わせられるからだろうと思う。特に「猫別れ」はしんどかったし、まみちゃんいい子やんけ・・・!ってなって泣いた。

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    Posted by ブクログ 2014年03月03日

    どの話も余韻を楽しめる、大人の短編集。
    ただし、”余韻を楽しめる”ということは、
    私的に(良い意味で)中途半端な物語である、
    という解釈もできるかな。

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月16日

    東京行きの新幹線を待つ間に京都駅で買った本。
    別に東京行きだったから「東京」アクアリウムを選んだわけではない(笑)

    小曲が一番印象的だったかな。
    あと一歩が踏み出せない、あと一言が伝えられない・・・それで後悔したことが山ほどある。
    なんだか自分の心の傷をえぐられたような話だったけど、でも、心に一番...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年02月18日

    んー、うまい。アラフォー女性の心情がリアルに描かれている。夫、子ども、親、友達、恋愛。それぞれの悩み・葛藤・欲望が短編にまとめられていて、時々自分とシンクしてどきっとさせられる。

    0

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