王国への道―山田長政―

王国への道―山田長政―

649円 (税込)

3pt

笑っている者には毒があった、至る所に罠があった。――江戸初期、持ち前の才覚と力量とで出世の野望を遂げようとした山田長政は、陰険な術策と謀略の渦巻くシャム(タイ)のアユタヤ王宮の傭兵隊長となった。一方、切支丹の冒険家ペドロ岐部は魂の救いを求め、アユタヤに着いた。「地上の王国」を築こうとする者と、「天上の王国」をめざす者とを通して日本人とは何かを探る長編小説。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

王国への道―山田長政― のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新聞か、雑誌のオススメ記事で見かけて、読んだのだが確かに面白かった。
    どんどん登場人物が策略で死んでいく。スリリングで一気読みできました。
    主人公の長政、岐部に共通するのは、最後は人に裏切られて死ぬという事。
    Thai Land の"T"は、天国のTだと聞いたことがあるが、違った

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    【本書の特徴】
    ・1600年辺りの日本と世界の描写
    ・戦と冒険活劇
    ・政治と権謀術数
    ・少しだけ、位の低い者と高い者の恋愛描写
    ・ノンフィクションである、ということ
    ・現世に生きる人間と宗教のために死ぬ人間
    ・下手にハッピーエンドにしない
    ・集落や組織にとって少数派の生き方/処世術


    遠藤周作氏の

    0
    2022年01月12日

    Posted by ブクログ

    山田長政については、アユタヤの日本人町で活躍した人、程度の理解。ペドロ岐部は初めて知った。
    長政の最期を知っているとハッピーエンドにはなり得ないのだが、そこへ向けての長政の戦いがなんともいえない。史実だと子供がいたようだが、ここでは常に孤独で1人決断を求められているようなのがなんとも。そこでも宗教に

    0
    2021年12月11日

    Posted by ブクログ

    遠藤周作さん、久々に読みました。
    10代の愛読書には、遠藤周作さんの本が沢山あります。

    今回、タイ旅行の事前勉強に、と思って読んだのですが、タイのお話というより、よくできた物語に、久々降りる駅を乗り過ごしそうになる経験をしました。

    0
    2019年04月24日

    Posted by ブクログ

    めちゃおもしろかった。地上の王国と天上の王国、2人の対比が実にオモシロい。沈黙やディープリバーももちろんオモシロかったんだけど、あちらは宗教色、神とは、みたいなのが強いのにたいし、王国への道ではあくまでメインでないあたりが読みやすい。
    過去、世界的にみても優れた兵士だった日本の侍。外国で戦った山田長

    0
    2012年12月12日

    Posted by ブクログ

    山田長政ってこんな人だったのか!
    ちょっとサスペンスチックというか、
    読んでて手に汗握る部分あり、
    人生のはかなさみたいなものを感じさせる場面あり。
    なかなか面白かったです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    遠藤周作を読み漁っていたのは20年以上前。遠藤周作らしい宗教感と山田長政の生き様の交錯に週末の読書を満喫。

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    江戸時代初期、太平の世となった日本を捨て、遠くアユタヤへと渡った日本人。そして、キリシタン禁制の日本を後にして、ポルトガルで神父となった日本人。異国での野心に満ちた生き方が描かれます。

    0
    2022年04月09日

    Posted by ブクログ

    戦国の世に、日本を飛び出してシャムの国(タイ)に渡り、活躍した山田長政の物語。

    駿河の出身とは知っていたがどのような生涯だったのかは不明の人物。
    彼の生涯と同時期を生きたキリシタンペドロ岐部と交差する人生がテンポ良く描かれてます。
    個人的には、長政の生涯をもっと深堀したものが読みたい。

    0
    2014年09月23日

    Posted by ブクログ

    山田長政とヨゼフ岐部の物語。
    タイのアユタヤ朝に渦巻く凄まじい陰謀の中で出世を目指す山田長政の生き様と、信仰に生きるヨゼフ岐部の生き様の対比を描く。

    0
    2014年03月05日

王国への道―山田長政― の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

遠藤周作 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す